週刊少年ジャンプ研究所

人気があれば前の方に掲載され、人気がなければどんどん後ろの方に
下がっていってすぐに打ち切られる・・・。そんな素敵な週刊マンガ雑誌
少年ジャンプを読んでみて、適当に書いた記事です。
 
2003年のジャンプ
 
2002年のジャンプ
 
2001年のジャンプ
 

53号

新連載、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」 (西義之)
37・38合併号で読切掲載されたこの漫画が、早くも連載化です。
 
今週は「HxH」休載でしたが、新連載で増ページしているので代原なしです。
 

52号

読切、「よしっ!!」(福島鉄平)
34号でも読切登場した福島氏ですが、今度は弓道漫画で登場です。
無類の集中力を持っているゲーマー少年が、その集中力を何かに生かす為に弓道を
始め、憧れの先輩ともお近づきになるというお話。いい話だが、、、地味だ。
「ONE PIECE」が作者取材(結婚休暇)のため休載ということで、その代原。
 
読切、「HALLO SUNSHINE」(西公平)
去年の50号以来、1年ぶりの登場。相変わらずいい話描きます。
没落した王家と、王家を無視してヤクザ的な地方支配をしている一部富豪たち。
そんな世界を舞台に、自分の意思と無関係に目の前で笑った人をブチのめしてしまう
という呪いにかかっている国王が、教育係と王家復興にむけてなんとかしようと。
する話っていうか、うまく説明できん。
 

51号

読切、「スーパーメテオ」(高橋一郎)
隕石の影響で若返ってしまった祖父がセッター、主人公がアタッカーという
コンビでバレーボールをやることになるお話。ボケ、突っ込みのタイミングで
アタックを打つってのがなかなか面白い。
「NARUTO」が作者取材のため休載ということで、その代原。
 
読切、「師匠とぼく」(川口幸範)
第13回十二傑新人漫画賞 十二傑賞受賞作。
自分の村を盗賊から救ってもらった「師匠」について旅をしている主人公が、
日々の何気ない師匠との稽古の成果を見せて、さらわれた師匠をとりかえす、
というようなお話。キャラ設定がよかった。
「武装錬金」が作者取材のため休載ということで、その代原。
 
読切、「スクールバトル '04」(前田竜幸)
新しい部を承認させたい「天然」と、阻止したい生徒会側の「メガネ」との戦い
を描いたギャグ漫画。勢いだけではなくメリハリがちゃんとしてて、面白かった。
「テニスの王子様」が作者都合のため休載ということで、その代原。
 

50号

読切、「ストライカー義経」(加地君也)
昨年35号に打ち切られた、「闇神コウ〜暗闇にドッキリ〜」以来の登場。
「髑髏が出ない漫画がでるのを描くのは久しぶり」というコメントで気がつき
ました・・・。
いじめられっこのパッとしないサッカー部員「弁慶」が、転校してきた「義経」
に鍛えられて、部員達に一泡ふかせるってな感じのお話です。
例によって「HxH」が作者都合のため休載ということで、その代原。
 

49号

読切、「退魔師 ネネと黒影」(蔵人健吾)
昨年31号に打ち切られた、「★SANTA!★」以来の登場。SANTA も個人的に
大好きでしたが、この読切も連載向きのすげぇいい話だと思います。
400年前の、最強の妖怪「覇皇」との戦いで全滅した退魔師一族の生き残りが、
覇皇の復活を阻止するために妖怪達と戦っていく、というようなお話です。
キャラ設定とかもよくできてるんで、ホントに読切で終わらせるには惜しいです。
「HxH」が作者取材のため休載ということで、予定代原ですね。
 
「スティール・ボール・ラン」は終わったんだかまだやるんだかよくわかりません
が、ふと気がつけばジャンプには連載漫画が18本しかなくなっているんですね。
読切が多いわけだ。。。
 

48号

読切、「マッストレート」(吉川雅之)
昨年41号に打ち切られたテコンドー漫画、「キックス メガミックス」以来の登場。
相変わらず格闘漫画ですが、今回はボクシング。ボディービルに励む主人公が、
憧れのボディービルダーがトレーナーをやっているボクシングジムに偶然入り込み、
筋肉をいかしたボクシングに目覚めていくというようなお話。読切としては
それなりにまとまったいい話なんだけど、連載化は厳しいか?
 
読切、「ハピマジ」(KAITO)
「HxH」が2週続けてのネーム掲載の後に作者都合で休載したため、代原掲載。
なんかすげぇマジックで周りの人に「夢と希望と妥協とか」を教える高校生
マジシャンの話。なかなか楽しい。
 

47号

「スティール・ボール・ラン」(荒木飛呂彦)、前後編 読切〜後編
先週の続き。爆弾の能力を持った敵を撃破したところで終了です。
次はいつ載るんでしょうか・・・。
 
読切、「湖賊」(久世蘭)
第17回十二傑新人漫画賞佳作受賞作。村人の生活を守るため、琵琶湖を通る
交易船から通行料を取ったり、積荷あらためをしている”湖賊”の話。
関所の利権を狙う連中に襲われるのを、仲間たちの力で撃退するというような
ストーリーだったが、かなり面白かった。
今週は、「Mr.FULLSWING」と「ジャガー」がお休み。「HxH」は2週続けて掲載。
相変わらずほぼネームだけど。
 

46号

「スティール・ボール・ラン」(荒木飛呂彦)、前後編 読切〜前編
前回えらく中途半端なところで休みに入ってしまったスティール・ボール・ラン
ですが、前回の最後に現れた敵との戦いを前後編の読切で掲載するようです。
でも話数が「#22」になっているので、続きものの話ってことでしょう。
 
読切、「セイテン大帝」(草薙勉)
2000年52号以来、4年ぶりくらいの本誌登場となる草薙氏。
三蔵の子孫を名乗る転入生は、孫悟空の子孫に獣人としての力を目覚めさせようと
する。しかし、本人にその自覚はなく力が発動される前に化け物に襲われてしまう。
で、その戦いの中で獣人の力を発動させ、化け物退治成功、、、という感じの話。
今週は、「DEATH NOTE」がお休み。「HxH」は久々に掲載されていたものの、ほぼ
ネーム状態。何やってんだ、このお方は。
 

45号

読切、「みえるひと」(岩代俊明)
生きている普通の人には認識できないし触ることもできない”霊”にふれることが
でき、さまよう霊が行くべき場所へ道を切り開き導く者、「案内屋」が主人公。
上京したての田舎っ娘に危害を与えようとしていた霊を排除する過程で、その娘にも
霊が見えるようになってしまった、という感じのストーリー。連載化もありそうな
作品だった。今週も、「HxH」は休みです。
 

44号

読切、「伝説のヒロイヤル・シティー」(大亜門)
「スピンちゃん」の打ち切られ際にパクリネタを連発したことが記憶に新しい
大亜門氏の読切作品。今回も随所に昔の漫画ネタとかが盛り込まれていて、
見所満載です。お話的には、ヒーローであふれた街で生き残るためにヒーロー同士
手柄を奪い合っているという感じ。「武装錬金」がお休みで、その代わり。
 
読切、「メガネ侍」(彰田櫺貴)
「HxH」が例によって作者都合・・・ってまたかよ、って感じで代わりに掲載。
メガネを武器に戦う侍の話。メガネっ娘を助けようとして、
「実は私  伊達メガネなの」って言われてるシーンがよかった。
 

43号

読切、「鬼より申す!」(原野洋二郎)
第12回十二傑新人漫画賞佳作受賞作。
鬼が島から、桃太郎が開いた道場に入門しにきた鬼の子のお話。桃太郎は
鬼に完敗して鬼から頼みごとをされて帰ってきていたという設定だが、当の
桃太郎は長寿の薬だけもらって帰って約束はほったらかし。道場も娘に任せっきり
だが、その娘のおかげで道場がはやっているという感じ。結局女剣士を描きたかっ
ただけのようにも見えたが、細かい設定が面白かった。「武装錬金」の代原。
 
読切、「KESHIPIN 弾」(吉原薫比古)
「HxH」が例によって作者都合・・・っていうか落としたために、39号に続いて
再び穴埋め掲載。そういえば、小学生のころはよく消しピンやったなぁ、と
思い出に浸ってみたり。
 

42号

読切、「秘密兵器 ハットリ」(みきお)
「グラナダ」が打ち切られて以来となる久々の登場です。
人数不足の部活に助っ人を提供する「秘密兵器部」の1年生、ハットリ君が
主人公。反則負けの連続で助っ人自体は失敗するが、取り組む姿で周囲に夢を
みさせる力があるということで、けっこうハチャメチャやって楽しいお話。
「ぷーやん」が終わって連載が18本になったので、読切がまた増えそう。
 
読切、「ゴーイングマイウェイ進」(ゴーギャン)
「HxH」が例によって作者都合・・・っていうか落としたために穴埋め掲載。
告白しようと思ったらその娘がさらわれて、仲間を失ったり増えたり減ったり
しながら助けに行くギャグストーリー。「ミソゴリラ」が笑えた。
 

41号

「地上最速青春卓球少年 ぷーやん」 (霧木凡ケン)打ち切り。13話。
巻末コメントでショートストーリー連載してみたり、なかなか楽しいことをやらかし
てくれていた「ぷーやん」ですが、とりあえず当面のライバルという位置づけの
キャラを倒したところで終わってしまいました。短篇としては十分楽しめたので、
次回作に期待でしょうか。
 「話を考えながら夜中自転車で飛ばしてると警官に止められました。
  読者の皆様有難うございました」
 
読切、「廃人探偵 脳噛 ネウロ」(松井優征)
十二傑新人漫画賞準入選作品。
謎を解決したときに生じるエネルギーを食べる魔界の住人「ネウロ」は、魔界の
謎を解きつくしてしまい人間界にやってきた。そして、推理小説の最初と最後だけ
読むのが趣味の女子高生を探偵にしたてあげて、謎を解いて回るというような
お話。チャンピオンあたりがふさわしいんじゃなかろうかという画風とストーリー
だったが、かなり面白い。今週は(も?)、「HxH」が休み。
 

40号

新連載、「Waqwaq ワークワーク」(藤崎竜)
シャーマンキングの終了を受けて急遽始まったのか、これを始めるためにシャーマン
キングを終わらせたのか定かではありませんが、藤崎氏の久しぶりの連載です。
機械と人間が戦ってて、人間が隅に追いやられてる未来の世界の話みたいですけど、
この人の漫画は相変わらず世界観が読めません。とりあえず、主人公の一人称が
「もれ」なのが気になってしかたありません。
 
「シャーマンキング」(武井宏之)、 終了。284話。
シャーマンファイトを途中でやめたりして何かと展開が速くなってきたと思ったら、
すげぇ中途半端な形で終わってしまいやがりました。
「オイラ達の戦いはここからだ
という、最近見ない打ち切りの超伝統的定番セリフの後、
「明日勝つために 寝るぞーっ
と、見開きでやって終わりというステキな最後でした。
 「大変ながら楽しい6年でした。この続きはまたいつかどこかで。
  ご愛読ありがとうございました。」
ということなんで、赤マルあたりに続きが載るのでは?
 

39号

「スティール・ボール・ラン」(荒木飛呂彦)、第二ステージ終了
新たな敵が出てきてティムが爆破された瞬間という、実に中途半端なところで
また休みに入るようです。次回の登場は10月ということです。
 
読切、「切法師」(中島諭宇樹)
戦国の世が舞台。争いが生み出す「鬼」を退治する陰陽師が主人公で、人形彫の
少女二人組を助けて去っていくお話。鬼との戦いの中で家族の絆を描いた、
なかなかの良作。絵柄も雰囲気出てたと思う。今週は「テニスの王子様」が休み。
 
読切、「トイレ競走曲〜序走〜」(吉原薫比古)
「HxH」が例によって作者都合・・・っていうか落としたために穴埋め掲載。
「トイレに行きたい」から「清掃中」までのひっぱりっぷりがすごかった。
 

37・38合併号

読切、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」 (西義之)
「第1回J金未来杯」の第四弾。
夏らしいホラー物。「魔法律」を使って、霊を成仏させるのが主人公の仕事。
人形に宿ったストーカーの霊を祓うという依頼を遂行している間の、依頼人の
心理がよく描かれているという印象でした。
 
読切、「TRANS BOY」(矢吹健太朗)
なぜかデンジャラスな女に好かれる主人公。珍しくまともな娘に出逢えたと思ったら、
その娘によって正義のヒーローに変身させられてしまう、、、というお話。
で、その娘と一緒に異星犯罪者を退治することになってしまう・・・連載に続く。
という感じでしょうか? 来年あたり、ホントに始まるかもしれません。
 
「ぷーやん」の作者の巻末コメント(先週からの続き)
  「胡瓜を端から同時に食い合って唇が触れた。スキ、お前雌なの?
   いつの間にか恋に落ちていた・終」
 

36号

読切、「BULLET TIME !!」(田坂亮)
「第1回J金未来杯」の第三弾。
大規模犯罪組織が増加し、免許を与えられた物(OWL)が独自に犯罪者を排除する
ことができるようになった時代、という設定。そのOWL の間でで伝説となっている
「弾丸をかいくぐる男」をめぐる話。カフェインとると3分間物の動きがスローで
見えるようになる、、、ってマトリックスとなにか混ぜたような感じ?
今週は、「武装錬金」と「HUNTER×HUNTER」がお休みでした。
 
「ぷーやん」の作者の巻末コメント(先週からの続き)
  「キュウリをもらった河童は「きちょーん」と言いながら喜んだ。
   頭の色が赤から青に変わった。」
 
今週の「シャーマンキング」
 

35号

読切、「タカヤ−おとなりさんパニック!!−」 (坂本裕次郎)
「第1回J金未来杯」の第二弾。
弱い男と強い女という組み合わせの幼馴染が繰り広げる学園ラブコメってっとこ
でしょうか。男の方が捕まって、女が助けに来たけどピンチになって、ここで
男の方奮起・・・という見たことあるような話ですが、面白かったです。
今週は、「NARUTO」がお休みでした。
 
「ぷーやん」の作者の巻末コメント(先週からの続き)
  「二話  河童に左頬をしばかれた僕、鞄に忍ばせていたキュウリで応戦、
   河童の目の色が変わったぞ」
 

34号

読切、「プルソウル」(福島鉄平)
今週から始まった、5号連続の「第1回J金未来杯」の第一弾です。
相手の能力を取り出して自分のものにできる「抜魂刀」を使った辻斬り事件に
巻き込まれた主人公師弟の話。アクシデント的に得てしまった師匠の能力を使うか
どうかで葛藤する主人公の描写とかが秀逸。
 
読切、「教授百々目木」(夏生尚)
穴埋め作家の代表格夏生先生ですが、13号以来の掲載となります。
発明ネタのショートギャグですね。見やすい絵だしネタも分かりやすいんで、
穴埋め作家陣の中では一番まともなんじゃないでしょうか。
「Mr.FILLSWING」作者都合による休載の代原です。
 
「ぷーやん」の作者が巻末コメントでなにやら始めたのでご紹介。
  「連載小説 "河童をみつける旅に出る" 第一話  僕は電車に飛び乗った。
   いきなり河童が襲ってきた。続く」
 

33号

読切、「機動球児山田〜めぐりあい稲木 後編」(ポンセ前田)
前編の最後でプロレス入りが決まった山田が、今度は野球界に戻ろうと奮戦。
要するに先週の続き。
「HUNTER×HUNTER」と「ジャガー」の二大休載過多連載の代原。
 

32号

読切、「機動球児山田〜めぐりあい稲木 前編」(ポンセ前田)
野球のドラフト会議にプロレス団体が参加して、あの手この手で期待の新人を
プロレスに入れようとするギャグまんが。なかなか面白かった。
ちなみに、「ONE PIECE」の代原。
 

31号

読切、「星十二学暴」(大石浩二)
すっかり常連になった感のある大石氏。
まあ要するに、「HxH」が再開早々作者都合で休載だった、と。
 
「いちご100%」、やっぱり最初にさつきを戦線離脱させましたなぁ。
最後までかわいそすぎる役回りだったなぁ、と。
 

30号

「銀魂」(空知英秋)、巻頭カラー
「[おそらく]最後の巻頭カラー」とか、「目に焼き付けて!一世一代の
晴れ舞台!」とか、あいかわらず自虐ネタが書いてありますけど、安定して前の
方に掲載されるようになってきた気がします。25号でセンターカラーもらった
直後に今度は表紙&巻頭カラーですし。今後ともがんばってください。
 
「HUNTER×HUNTER」(富樫義博)、連載再開?
25号での予告どおりとりあえず掲載されていましたが、相変わらずネームのような
ページが多々見られました。これからもポツポツ休みながらやっていくんでしょう、
きっと。
 
ちなみに先週「スティール・ボール・ラン」が始まったので、連載は20本。
そして、今号は久々の20本全掲載でした。
 

29号

「BLACK CAT」(矢吹健太朗)、センターカラーで終了。 185話。
パクリだ、なんだと騒がれましたが、ここまで続いたんだから立派なものです。
きっちりクリードも倒し、最後まで余すところなく描ききれた感があります。
かなり最後の方のページでの掲載が多かったので心配だったんですけど、
完結できてなによりでした。
 「丸4年・・・これだけ続けられたのも読者の皆様のおかげです!
  本当にありがとう!!では次の機会に。」
とのことですが、「次」が難しいのがこの雑誌の難しいところ・・・。
 
「スティール・ボール・ラン」(荒木飛呂彦)、第二ステージ開始
17号で第一ステージが終了してから中10号。予告どおり、6月(14日)発売の
ジャンプで第二ステージ開始となりました。
第一ステージではジャイロの回転くらいしか目立った能力が出てきませんでしたが、
そろそろいろいろとヤバイ能力が出てくるんじゃないでしょうか。
 
読切、「オレがゴリラでゴリラがオレで」 (ゴーギャン)
「Mr.FULLSWING」が作者都合・・・要するに落としたために穴埋め掲載。
去年の18号でやっぱり穴埋めとして載って以来ですね。
 

28号

新連載、「地上最速青春卓球少年 ぷーやん」 (霧木凡ケン)
新連載第3弾は、去年の52号に読切掲載された卓球漫画です。
1話目は読切の時の復習みたいなお話で終わってましたが、卓球を軸にした話で
今後どこまで展開していくことができるか期待しましょう。そこそこ面白いですし。
すげぇ必殺ショット打つキャラが次々出てきて、数秘術(ゲマトリア)を発動した
ぷーやんと戦う・・・なんてことやってるうちに打ち切られる気もしますが。
 
「少年守護神」(東直輝)、 打ち切り。11話。
東先生、「チャイルドラゴン」「ソワカ」に次いで3本目の打ち切りです。
しかも、全2巻、全3巻と伸びていた単行本がとうとう全1巻になってしまいました。
無念を現すコメントが載ると思いきや、、、
 「ファミコンミニ第二弾、昔はまったゲーム盛り沢山で懐かしい。
  ディスクシステムのゲームもやりたくなってきた」
と、なにやら現実逃避の気配です。
 
それにしても、去年の読切掲載作品はかなりの高確率で連載化されてますね。
 ・「少年守護神」:12号に掲載。11話打ち切り。
 ・「神撫手」:15号に掲載。13話打ち切り。
 ・「銀魂」:違う話だが、17号に掲載。絶賛連載中。
 ・「ゲドー」:27号に掲載。連載中だけど次の新連載ラッシュで終わりそう
 ・「そーじの時間」:28号に掲載。なぜかチャンピオンで連載中。
 ・「D.Gray-man」:違う話だが、34号に掲載。今回の新連載。
 ・「DEATH NOTE」:36号に掲載。大絶賛連載中。
 ・「スピンちゃん」:40、48号に掲載。11話打ち切り。
 ・「REBORN」:51号に掲載。今回の新連載だけど、次の新連載で終了の予感
 ・「ぷーやん」:52号に掲載。今回の新連載。
 
忘れてましたが、今週は「武装錬金」が休載でした。
 

27号

新連載、「D.Gray-man」(星野桂)
新連載第2弾は、ファンタジー系の作品です。次号で始まるのも以前の読切作品
なので、今回の新連載陣の中で完全新作はこの作品だけとなります。
人の心の闇につけこんで人に取り付く生物兵器「アクマ」を破壊して、取り付かれた
人の魂を救済する「エクソシスト」が主人公。ラスボスも最初から決まっている
ようなので、あまり長く続けるつもりもなさそうです。
ちなみにこの作者、去年の34号に似たようなテイストの読切が掲載されてますね。
 
「無敵鉄姫 スピンちゃん」(大亜門)、 打ち切り。11話。
先週号で怒涛のパクリネタをやっていたと思ったら、前回の新連載陣の中で一番に
終わってしまいました。まさか「エロボット」完成まで延々続けるわけにも
いかなかったでしょうから、早めにケリがついてよかったんじゃないでしょうか。
 「期待に添えず申し訳ありません。力をつけつつ対策を練って戻ってきますので
  その時も読んで下さい」
とのことです。
 

26号

新連載、「家庭教師ヒットマン REBORN!」 (天野明)
今回の新連載3連発の第一弾は、去年の51号で読切掲載されたこの作品。
これは読切だからこそ、そこそこ面白かったような気がするんですが、連載で
どこまで勢いが続くか注目しましょう。長期は続かないと思いますが。
 
読切、「HIP☆HOP☆POP」 (大石浩二)
間に1週置いて、また大石氏登場。
今週は新連載も始まったんだし、無理に「HxH」の穴ふさぐ必要なかったんじゃ…
 

25号

「HUNTER×HUNTER」(富樫義博)、長期休載へ
3連続休載→合併号でなんとか1話掲載→休載 と来ていた富樫先生ですが、
とうとう正式に長期休載になってしまいました。
 「いつも『HUNTER×HUNTER』を応援して頂き、ありがとうございます。
  楽しみに読んで頂いている方々には申し訳ございませんが
  しばらくの間、休載させていただきます。
  連載再開は、6月21日(月)発売の週間少年ジャンプ30号の予定です。
  引き続き応援よろしくお願いします。
      週間少年ジャンプ編集部」
 
読切、「賈允 -KAIN-」(内水融)
「サソリ」があっという間に打ち切られた内水先生が読みきりで登場。
相変わらず歴史モノですが、今回は中国系の話です。元軍師の主人公が訪れた
村が匪賊に襲われ、それを「火牛の計」で追い払うという感じ。こういう話は
読切だと面白いんですが、この人は次の連載どうするつもりなんでしょ?
一応「HxH」の代原扱いにしておきます。
 
「銀魂」(空知英秋)、20話突破センターカラー
「スティールボールラン」がインターバル中であること、「HxH」も長期休載に
入ってしまったこと、新連載陣がどれもこれも終わりそうなこと・・・。
これらの要因で生き残って行きそうな感のある「銀魂」ですが、結構面白いんで
個人的にはこのままずるずる行っていただきたいなー、と。
 

24号

読切、「PMG-0」(遠藤達哉)
久々の本誌登場となる、ジャンプ期待の新鋭、遠藤先生。前に載った時のほうが
絵にも話にもに勢いがあったように感じるのは気のせいでしょうか?
今回の作品は、市警では手に負えない犯罪を解決する「銃士隊」の中で、丸腰の
格闘戦を専門にしている女主人公の話。そういえばこの人の話はいつも主人公が
女性だな・・・。あいかわらずいい話は書いてるんですが、期待が大きい分どこか
物足りなさを感じる作品でした。「テニスの王子様」の代原。
 
読切、「兄弟仁義」(大石浩二)
「HxH」の代原。もう、ほんとにその一言ですべてが表せるような、典型的な
穴埋め的読切。この手のナンセンス系ギャグ読切が「HxH」のおかげでこれまで
一体どれだけジャンプに載ってきたのかと思うと、富樫先生は多くの若手シャグ
漫画家にチャンスを与えていらっしゃるんだなぁ、と。
 

22・23合併号

読切、「雨女、晴れ男」 (長谷川尚代/藤野耕平)
速攻で打ち切りになった「サラブレッドと呼ばないで」の作者が読切で登場。
イベントごとがある日に現れると百発百中で雨を降らせてしまうヒロインの心を、
転校生でやってきた主人公が開いていくといった感じの話。
かなりきれいにまとまってるという印象でした。
 「どっちかっつうと君の心が雨模様。僕が君の心の雨を晴らしてあげる」
ってセリフはどーかと思いますけどね
 
読切、「STARTING OVER」(鈴木新)
正義のヒーローにあこがれて日々鍛錬している少年が主人公。
世界の平和と秩序を守る集団「勇士団」のエリート集団である「イージス」しか
引き出すことのできない力が眠ったプレートを知らずに拾った主人公は、悪党に
襲われることとなる。で、そいつらとの戦いを通じて「どんな窮地でも信念を
もって乗り越える」ことを実践した主人公がそのプレートの力を発動させる、
といったお話。最近あまり見ない「いかにも少年漫画」という話だが、読切として
非常によくまとまった、とてもいい話だった。
 
合併号だけに、久々の19本全掲載でした。
 

21号

「ボボボーボ・ボーボボ」(澤井啓夫/小畑健)
「DEATH NOTE」(大場つぐみ/澤井啓夫)

「ジャンプの中にもう一冊ジャンプ」のインナーマガジン企画、第四弾にして
とんでもない企画が登場しました。なんと、先週号のお互いの話をモチーフに、
ボーボボに小畑先生が、DEATH NOTE に澤井先生が絵をつけてます!
小畑先生の方はボーボボの登場キャラ達をえらくシュールに描いていて、特に
はんぺんがステキすぎてサイコーでした。
一方の澤井先生はというと、リュークをボーボボに、ライトを首領パッチに、
Lを天の助に置き換えて絵をつけていたんですが、特に天の助のLがやたら
ハマリまくっててこれまた面白くてたまらない逸品でした。
 
読切、「ハロー地蔵堂!!」(新妻克朗)
「学校はくだらないから行きたくない」というガキを、地蔵が説得して学校に
行かせるというお話。最初はただのギャグ漫画だと思って読んでたら、意外と
しっかりした話でびっくりでした。
ちなみに、作者都合のため休載となった「HxH」の代原です。
 
読切、「Mosquito Panic!」(中西まちこ)
手塚賞佳作。目が覚めたら突然蚊になっていた主人公は、いきなり姉に殺されそうに
なるが雌の蚊に助けられる。で、一緒に力をあわせて家から脱出する過程で
本能と夢について考える主人公の心理描写なんかが混ざっていたりして、なかなか
面白かったです。やたら描き込まれた線が目立つ絵柄も味がありました。
ちなみに、「NARUTO」と「ジャガー」の代原です。
 
あと、今週号のコメントで楽しいことを書いていたのが和月先生
 「冥王星の外側に発見されたセドナは小さすぎて惑星認定されず。
  セーラーセドナ期待してたんだけどな」
 

20号

「BLEACH 番外編 −流れゆく星々の為の前奏曲」 (久保帯人)
「ジャンプの中にもう一冊ジャンプ」のインナーマガジン企画、第三弾は
「BLEACH」です。阿散井、吉良、雛森の3人が過去に過ごした、死神見習い時代
のエピソードでした。久保先生は、この手の脇役にスポットを当てたサイド
ストーリー描くのが好きですねぇ。
 
読切、「桐野佐亜子と仲間たち−後編」 (二戸原太郎/叶恭弘)
先週に引き続き、後編です。どんな攻撃でも、一撃食らわせさえすれば相手を
殺せるという、「一撃必殺」の天啓 VS 主人公の「重力法則無視」の天啓の戦い
を中心とした話が後編でした。結構無茶な理屈で勝っちゃうあたりが少年漫画
らしくていいですね。ちなみに、「武装錬金」と「HxH」の代原です。
 

19号

「BLACK CAT 特別編」(矢吹健太朗)
「ジャンプの中にもう一冊ジャンプ」というインナーマガジン企画、第二弾は
「BLACK CAT」です。この漫画、いつも後ろのほうにある割りに続いているので
人気があるんだかないんだかよく分からないと常々思ってるんですが、こうやって
わざわざ特別編が載るところを見るとそれなりの人気があるようですね。
アンケートより単行本売り上げ成績で残ってるという感じでしょうか?
このお話は、トレインとスヴェンが出会ってコンビを組むことになった経緯に
ついてのエピソードになっています。
 
読切、「桐野佐亜子と仲間たち−前編」 (二戸原太郎/叶恭弘)
ストーリーキング準キング受賞作に、「プリティーフェイス」に絵をつけていた
叶先生が作画した作品です。特定の人に宿る超能力「天啓(オラクル)」を
使って悪事を働く者達を、同じく「天啓」を駆使して戦うという話。「天啓」を
持ってる人のことを「天啓保持者(オラクルマスター)」と呼ぶってところに
ふき出さずにはいられなかったDBチームの当方ですが、何の役に立つのかよく
分からないような能力を駆使して未知の悪に迫っていくストーリーはなかなか
面白いです。ちなみに、「ONE PIECE」と「Mr.FULLSWING」の代原です。
 
読切、「暴走特急山手外回り」(夏生尚)
14号にも登場した夏生先生がまたまた登場。今回は、優先席をめぐる年寄りの
戦いを描いたギャグマンガでした。お年寄りの「座りたいオーラ」の描き方が
すごかったです。「HxH」が作者都合で休載だったので、その代わりですね。
 

18号

「こちら亀有区葛飾公園前派出所」(秋本治)、連載1350回記念巻頭カラー
相変わらず全然休みなく載り続けてます。すごいの一言です。
1350回記念のお話は「希望の煙突」で、東京電灯の千住火力発電所を舞台にした話
となっています。ちゃんと浅草テプコ館に取材して書かれた話みたいですよ。
 
読切、「麻葉童子」(武井宏之)
今週から始まった、「ジャンプの中にもう一冊ジャンプ」というインナーマガジン
企画。第一弾は「シャーマンキング」の武井先生です。
葉王の原点が描かれた作品となっていますが、お祓いしたのにコレ書いた途端
身近なところに不幸が訪れたと、武井先生も嘆いていました。
 

17号

新連載、「少年守護神」(東直輝)
スーパースプリング新連載第3弾は、去年の12号で読切掲載された作品です。
結局今回の新連載は、3本とも過去の読切作品からの繰り上がりでした。
「チャイルドラゴン」が単行本2冊、「ソワカ」が単行本3冊と、順調に伸びて
きていますが、今作品はどうなるでしょう? 戦国の世が舞台で、主人公が
暮らす寺に転がり込んできた姫様を”完全具足”を使って守るという話でしょうか。
 
「スティール・ボール・ラン」(荒木飛呂彦)、第一ステージ終了
今週で11話目となる荒木先生の本作品ですが、毎週えらくページ数多くて
がんばってるなー、と思ってたらこういうことだったらしいです。
 「SBR(スティール・ボール・ラン)は31P連載です。が、10週位ごとに休むことに
  なりますのでよろしく。2ステージ再開は6月頃。」
・・・ということなので、しばらく連載は19本です。読切が増えそうですね。
 

16号

新連載、「無敵鉄姫 スピンちゃん」(大亜門)
スーパースプリング新連載第2弾は、去年の40・48号で読切掲載された作品です。
エロボットの作成を夢見るじいさんと、エロボット完成時に組み込むAIの選考学習
として作られた自律思考型ロボットスピンちゃん、そしてその家に居候することに
なった主人公(?)の話。はちゃめちゃ系でなかなか楽しいです。
 
「ごっちゃんです!!」(つの丸)、打ち切り。37話。
終わりそうで終わらなかったこの漫画も、とうとう最終回を迎えてしまいました。
結局団体戦の決勝トーナメントが始まったところで終わったので、えらく中途半端な
最後となりました。甲山との決着はつかないんだ・・・。
 「『ごっちゃん』読者の皆様、中途半端ですみません。なんとか頑張って
  残業しますんでご勘弁を」
とのことです。
 
読切、「ヘンテコな」(千阪圭太郎)
手塚賞佳作作品。5個集めれば国を支配するほどの力を持つ伝説の武器・ヘンテコ。
意思を持ち作成から10年たつと人間として生きる事ができると分かり、兵器として
使うことに疑問を覚えた作成者の手で世界中にばら撒かれたが、悪用されないよう
にヘンテコ第一号の主人公が集めて回るという話。ハートフルでなかなか楽しい
です。ちなみに、「HxH」の代原です。
 

15号

「遊☆戯☆王」(高橋和希)、終了。343話。
7年以上の長期連載となり、カードの売上も大変なことになっていそうなこの作品も
とうとう終了です。もう一人の遊戯が自分の本当の名前を手に入れ、宿主との決闘に
破れることによって冥界に帰っていく、という終わり方でした。巻末ではなく、
センターカラーの終了となったのはさすがです。
 「長きに渡り遊戯王を応援して下さったファンの皆さん、作品に携わって下さった
  スタッフに、心から感謝致します。ありがとうございました」
とのことです。もう、一生これだけで食っていけるくらい稼いだんだろうなー。
 
新連載、「未確認少年 ゲドー」(岡野剛)
スーパースプリング新連載第1弾と銘打って始まったのは、去年の27号で
読切掲載された作品の連載化です。自分自身未確認生物であるゲドー君が、
未確認生物専門の医者として、生物好きの人間・サラサと未確認生物をめぐって
ドタバタを繰り広げる、という感じでしょうか。一発もの系なんで、常に打ち切り
候補になりそうです。
 
今号は、「BLEACH」が休載でした。
 

14号

「LIVE」(梅澤春人)、10週打ち切り
梅澤先生、「SWORD BREAKER」の16週打ち切りに続いて、今回も短期打ち切りです。
やっぱり、スレイヤが人間になって終わりなんですね。
「BOY」が33巻、「無頼男」が9巻と来ていたんですが、この2作品で梅澤先生も
立派に打ち切り作家の仲間入りでしょうか。
この人、どっちかというとマガジンとかYJとかに行ったほうが活躍できるんじゃ
ないでしょうかねぇ。ちなみに、こんなコメントでした。
 「『LIVE』を応援してくれた皆さんに感謝します!ありがとうございました!
  そして悪魔にも感謝?」
 
読切、「BULLET CATCHERS」(夏生尚)
赤塚賞準入選作品です。さすがに準入選レベルだと面白い漫画が多いですね。
夏生さんは、去年の35号に「白い白馬から落馬」が載って以来の登場でしょうか。
弾丸を体で受け止めることに快感を覚えるSPの話でした。
「シャーマンキング」と「BLACK CAT」の代原です。
 

13号

読切、「ハッピー神社 コマ太!」(後藤竜児)
遊戯王の作者、高橋和希先生のアシスタント(先週号の高橋先生のコメントに
書いてあった)のギャグ読切です。高橋先生のアシにしては絵柄が似ても似つか
ねーなーっつーか下手だなー、とかはまあ置いといて、神様がいなくなった神社
に神様を戻そうとして、ドジ狛犬とドタバタする話はそこそこ面白かったかと。
「武装錬金」の代原です。
 

12号


「HxH」が休載で何か代原が立つかと思いきや、思わぬ埋め合わせが発生。
「スティール・ボール・ラン」一挙2話掲載です。
巨匠の穴を巨匠で埋めるとは・・・。
 

11号

「いちご100%」(河下水希)、連載2周年記念巻頭カラー
もう2年になるんですねぇ。ていうか、今週号の表紙が例の東西南北カルテットが
リボンで縛られてる(っていうと語弊があるが)イラストってのが、ジャンプも
変わったものだなぁと感じさせてくれました。
 
富樫先生が久々に面白いコメントを載せていたので紹介します。
 「今年の目標はいくつかあります。1つはなるべくここのコメントを
  考えすぎないようにすることです。」
ってことは、考えたコメントだったのか・・・アレは。
とまあそんなわけで、20連載がすべて掲載された号でした。
 

10号

読切、「グレ桃太郎」(原淳)
2002年の44号以来の登場となる原先生のギャグ読切です。
ばばぁが強い桃太郎って、YJでやってる画太郎の桃太郎を思い出させてくれます。
いつもどおり、「ジャガー」の代原です。
 

9号


連載20本全掲載という平和な号です。
というわけで、今回の新連載4連発の命運を占ってみましょう。
 
・DEATH NOTE:1年前後でしょうか? キラVS L の心理合戦に終始しそうですし。
・銀魂:典型的な10〜15週作品ですが、私的には別に嫌いじゃないです。
・LIVE:この人もそろそろ打ち切り作家の仲間入りでしょう。もって単行本2冊かと。
・スティール…:いつもどおり数年続くんでしょう、きっと。
 
あと、今週号は「いちご100%」でさつきが消しにかかられたかと思って驚きましたが、
最近カゲの薄いさつきをメインにした話を書きたくなっただけみたいでした。
 

8号

新連載、「スティール・ボール・ラン」(荒木飛呂彦)
荒木飛呂彦ワールドがジャンプに帰ってきました。今回はジョジョシリーズの
前編となる話っぽいです。ジャイロ・ツェペリとかディオとかいるし。
というわけで、1890年のアメリカで大陸横断レースをするという話ですけど、
荒木先生のことなんでどうなるかさっぱりわかりません。
 
これで連載は20本になったわけですが、今週は「テニスの王子様」「HxH」
がそろって休載でした。その筋の女性読者に厳しい号ですね。
 

6・7合併号

読切、「World 4u」(江尻立真)
去年の25号で掲載された都市伝説を題材にした読切です。
今回は、死者の想いを勝手にプレッシャーに感じていて追い詰められるけど
最終的にその死者の想いに助けられる話と、逆に死者の怨念にとり憑かれて
なんとか想いをはらそうとする話の2本。連載化はあるんでしょうか?
 
「武装錬金」のL.X.E. の合言葉には笑かせていただきました。
ジュリーかよ・・・。
 

4・5合併号

連載19本が、すべて休みなく掲載されました。
読切も特になく、19本だけでよく合併号のページ埋めきったなという感じです。
 

3号

新連載、「LIVE」(梅澤春人)
梅澤先生、久々の本誌登場です。主人公の顔が過去作と変わらないのは置いと
いて、今回は呼び出した人の願いを3つかなえてくれる悪魔の話です。
2つ目の願いによって普通の人間にされてしまった悪魔の運命やいかに、
というかんじでしょうか。
 
「神撫手」(堀部健和)、打ち切り。13話。
主人公が新しい力に目覚め、自分の宿命を知ったところで終了です。
わりと好きだったのでもっと続きを見たかった感がありますが仕方ないですね。
「逃げ続けてた逃亡犯が捕まって正直ホッとしたような心境です(笑)
 支えてくれたスタッフ&読者の皆様に大感謝☆」
 
しかし、これで41号からの新連載3連発が連載開始順にすべて同時期に打ち切られ
てしまいました。今の連載陣、安定してるんですねぇ。
 
読切、「夢泡釣団」(やすべえ)
「Mr.FULLSWING」が作者都合のため休載だったので、その穴埋め。
赤塚賞佳作らしいですが、釣りネタのギャグ漫画です。わりと面白かったかと。
 
今号は、「武装錬金」も休載でした。
 

2号

新連載、「銀魂」(空知英秋)
次の大河ドラマが新撰組ということで、侍の時代末期を舞台にしたような漫画を
最近よく見かけるような気がします。この新連載も、変わり行く時代の中での
侍を題材にしたギャグまじりの漫画になっています。15週前後でしょうか?
 
「サラブレッドと呼ばないで」(長谷川尚代/藤野耕平)、打ち切り。13話。
華のない、ただ真面目にスポーツやるだけの漫画はジャンプでは人気がでないん
でしょうか。2004年度打ち切り第一号は、13話打ち切りの柔道漫画です。
「自分の未熟さに困ってしまう毎日でしたがとても勉強になりました。
 何かの折にはまたよろしく。」
 
読切、「ハガユイズム」(越智厚介)
「ジャガー」が作者都合のため休載だったので、その穴埋め。44号でも同様の
登場の仕方で出てきていたが。
 
今号は、「HxH」と「シャーマンキング」も休載だったので、目次がかなり
スカスカで寂しいものがありました。
 

2004年新年1号

新連載、「DEATH NOTE」(大場つぐみ/小畑健)
去年の36号で読切掲載された作品の連載化です。
相変わらず、"絵師" 小畑氏のハイレベルな絵が光ります。死神リュークの
描写がすごいんで、これを毎号書くと思うとやっぱ小畑氏はすげぇなぁ、と。
内容は、名前を書くとその人を殺すことができるデスノートを拾った主人公が、
正義の名の下に凶悪犯を次々と殺していき、捜査側との心理戦を楽しむといった
感じでしょうか。
 
読切、「ダー!!! 〜便所の壁をブチ破れ」(吉田慎矢)
手塚賞準入選作品。口下手で自分の気持ちをほとんど口にすることがない主人公
が初めて自らの意思で始めたボクシング。しかし、"いかにも" という感じの
ボクシング部のエースにタバコを吸った罪をなすりつけられて退部になってしまう。
で、お約束の展開でそのエースに試合を挑んで勝ち、その後の活躍を匂わせて終了
という流れ。  「BLEACH」の代原です。


 
戻る