週刊少年ジャンプ研究所

人気があれば前の方に掲載され、人気がなければどんどん後ろの方に
下がっていってすぐに打ち切られる・・・。そんな素敵な週刊マンガ雑誌
少年ジャンプを読んでみて、適当に書いた記事です。
 
2004年のジャンプ
 
2002年のジャンプ
 
2001年のジャンプ
   

52号

「戦国乱破伝 サソリ」(内水融)、打ち切り。12話。
始まった時からすぐ終わることが容易に想像できたこの連載ですが、きっちり、
12週で打ち切られました。最終話の出だしが「時は流れて10年後」となってる
あたり、打ち切りの教科書的存在のような感すらします。
 「いろいろ学ぶことができました。腕を上げて戻ってきますので、その時は
  よろしくお願いします!! スタッフのみんな、あんがとね!!」
だそうです。
 
読切、「ぷーやん」(霧木凡ケン)
卓球部の万年球磨きだった主人公が、雷に打たれて超計算能力に目覚めて
卓球部のアイドル的キャラを助ける、という感じの話。
新連載が始まる前に終わってしまった連載枠の埋め合わせ的存在。。
 
先週のHxHの扉についての弁明。
「WJ51号のトビラ絵、団長はボーボボファンという設定です。
 澤井先生、事後承諾になってすみません」
 

51号

「神奈川磯南風天組」(かずはじめ)、打ち切り。18話。
休みか一番後ろか、という掲載のされ方だったので死期は見て取れましたが、
やっぱり終わってしまいました。「MIND ASASSIN」「明稜帝悟桐勢十郎」は
連続でヒットしたんですけど、「鴉MAN」に続いての短期打ちきりとなって
しまいましたね。
 「応援してくれた皆さんに感謝です。コミックスは@巻が12月4日に、
  A巻が2月に発売する予定なのでこちらもよろしく。」
とまあ、実にあっさりしたものです。
 
読切、「家庭教師ヒットマンREBORN!」(天野明)
赤ん坊の格好をした自称殺し屋が、なにをやってもさえない主人公の負け犬根性
を、叩きなおす話。「死ぬ気弾」とかいう弾丸で打ちぬかれると、その時後悔
していたことを5分間死ぬ気でやることができる、という設定。
「ONE PIECE」「BLACK CAT」の代原。
 
以下、ふと気づいたネタ
50号のボボボーボ・ボーボボ  51号のHUNTER×HUNTER
 

50号

読切、「KING CRIMSON」(西公平)
2002年の31号以来の登場となる西先生ですが、あいかわらずいい話書きますね。
今回は、兵法マニアでいつも自分が学んだ兵法を実際に試してみたいと思って
いる少年の話です。結構長い前置きの後実際に異世界に飛ばされ、そこで軍師
として腕を振るうようになる、って感じでした。「H×H」の代原です。
 

49号

連載20本、全掲載!!
連載陣が現在の20本になってから結構経ちますが、ようやく全連載が掲載
されました。ってことで、新年合併号あたりから始まりそうな新連載に向けて
終わっていくものを予想してみましょう。
 ・「戦国乱破伝 サソリ」:第一候補。間違いないでしょ。
 ・「サラブレッドと呼ばないで」:個人的には好きなんですが、現実は…。
 ・「神奈川磯南風天組」:休載がちでしたしねぇ。
まあ、この辺りがカタイんじゃないでしょうか。
 

48号

読切、「超便利ロボスピンちゃん」(大亜門)
40号でも掲載された作品ですが、タイトルが微妙に変わりましたね。
内容は変わりませんけど。今回は家庭教師ネタです。相変わらずいい味
出してます。「風天組」の代原です。
 
富樫先生、コメントがまともになっちゃってますねぇ。あと、いちご100%
の河下先生がアシスタント急募を巻末コメントでしてましたね。
 

47号

読切、「NOW AND THEN」(加治佐修)
「TATOO HEART」が速攻で打ちきられた加治佐先生が、読切で帰っ
てきました。家宝の仏像を未来からタイムマシンで盗みに来た泥棒に巻き込ま
れて過去にタイムスリップし、自分の親父と一緒にどの泥棒を撃退して現代に
戻る、という話。「武装錬金」の代原です。
 
(45号の続き)
  「僕はチーフの江本です!
   ところで先生、今ネットで妙なウワサが流れてますよ。」
  「え?どんなウワサだ?」
 

46号

読切、「人造人間ガロン」(中島諭宇樹)
不用になった途端処分されそうになって施設を脱走した暗殺用アンドロイド
が、開発者(殺人術をインプットしたのは悪役として出ててくる別の博士)の
娘に助けられ、その所為で娘が危険な目に会うけど、無事に追っ手も退ける
ことができてめでたしめでたし、という感じの話。かなり面白く読ませて
いただきました。「H×H」と「いちご100%」の代原です。
 

45号

読切、「URA BEAT」(田村隆平)
「6月期J十二傑新人漫画賞佳作・十二傑賞受賞作」というやたら長い肩書き
の探偵漫画。メンバー全員が突然行方不明になり、ミリオンヒット直後に突然
解散した伝説のバンドのボーカルが探偵となってストーカー(忍者)を撃退
する話。「ミュージシャンは無敵なのよ」っていう決め言葉がステキ。
「ナルト」の代原です。
 
恒例のカレー劇場、話が違う方向に行きそうな気配ですねぇ。
  「昨日食ったのはカシミールカレーですよね。」
  「お前誰だよ。」
  「やだなぁいい加減覚えてくださいよ。」
 

44号

読切、「AX 戦斧王伝説」(イワタヒロノブ)
舞台は17世紀、ヨーロッパでまきおこった大戦後のドイツ。ある都市の傭兵
となった主人公が、斧の技で悪党軍団から城を守る話。で、この過程で市長の
娘とドタバタがあるわけですが、この市長の娘書きたさにこの漫画が発生した
んじゃなかろうか、というくらいこの娘の描写に気合いが入っていたような。
「風天組」と「Mr.FULLSWING」の代原です。
 
読切、「ハガユイズム」(越智厚介)
「ジャガー」が作者都合のため休載だったので、その穴埋め。一応赤塚賞
作家らしい。内容はかなりシュール。
 
今週号のコメントには、阪神優勝に関するものが多かったですね。で、富樫義博の
カレー劇場ですが、(先週の続き)とか書いてありますので連載化でしょうか。
  「いや待てよ、昨日食ったな。何カレーだっけ?」
 

43号

新連載、「神撫手」(堀部健和)
新連載3連発のラストは、今年15号に読切掲載された作品です。読切から連載化
される期間がずいぶん短かったですけど、そんなに反響あったんですかね?、
内容ですが、主人公の母親が、残留思念の読み取り能力で描いた真画を越える
究極の贋作”パスティッシュ”を主人公に目覚めた「神撫手」の力を使って盗み出す
という話。主人公は最初、母の作品が古色をつけられて本物として扱われ、多くの
美術館を欺いているのが許せないということから回収していたようですが、神撫手の
力が目覚めて母の絵から母の残した残留思念を読み取れるようになったので、今後
は、絵を盗んで母の想いをたどる話になりそうです。長々書きましたが、絵も上手
だし、そこそこ期待できる作品かもしれませんね。とにかく、これでようやく連載が
20本になりましたね。

今週は、「シャーマンキング」が作者取材で休載でした。
そして、富樫義博のカレー劇場はまだまだ続く・・・。
  「そういえば最近カレー食ってねえなあ。
   最後に食ったのいつだっけ?」
 

42号

新連載、「サラブレッドと呼ばないで」(長谷川尚代/藤野耕平)
新連載3連発の2番目は、これまたいかにも打ち切られそうな柔道漫画です。
でも、先週始まったのよりは長く続いて欲しいかな、と。・・・・さて、内容ですが、
元柔道のオリンピック選手夫婦を両親に持つ主人公が、嫌いだった柔道に結局惹き
こまれていく、ってな話のようです。

で、あのお方のカレー話は完結したのかな?
  「カレーなら何でも好き」
 

41号

新連載、「戦国乱破伝 サソリ」(内水融)
新連載3連発の出だしは、いかにも打ち切られそうな戦国漫画です。
信長が乱破集団を作るために、”サソリ”族に白羽の矢が立てられ、外の世界に
行きたい主人公がそれに反応して、里のオキテを自らひっくり返して旅立っていく、
という感じでしょうか。尻尾で戦うってのは面白いんですが、絵が・・・。
 
「キックス メガミックス」(吉川雅之)、13週打ち切り。
12週じゃなくて13週でしたね(28号の記事参照)。
最後は主人公がテコンドーに目覚めて、主人公をテコンドーに引き込んだ亡霊が
消えて(成仏?)終わりっていう、いかにもな終わり方でしたね。
 「短い間でしたが、大好きなテコンドーを思い切り描くことができました。
  また早いうちにパワーアップして戻ってきたいです。」
だそうですが、次のネタはなんですかねぇ。
 
「BLEACH番外編 −a wonderful error−」(久保帯人)
本編休み無しで番外編を掲載するとはなかかやりますね、久保先生。
一護・チャドと、ちょいキャラ(?)小島・浅野との出会いに関する話です。
小島が主人公のような話なんですが、小島の心が一護・チャドとの出会いによって
氷解していくところが描かれた、いい感じのお話に仕上がっています。
「H×H」の代原ですね。
 

40号

読切、「エキゾチカ」(武井宏之)
今週の武井先生は、「シャーマンキング」ではなく特別読切での登場です。
エンツォフェラーリとランボルギーニカウンタックが首都高でバトルする話。
この人ホントに車好きなんだなぁ、と思わせるような作品でした。
 
読切、「超便利マシーン スピンちゃん」(大亜門)
「エロボット」開発を目指す博士が作り上げた自律思考型ロボット、「スピン」
がレンタルロボットで大暴れ、って感じでしょうか? ハチャメチャ系のギャグ
漫画ですが、絵がまともなんで好感が持てます。「遊☆戯☆王」の代原。
 
先週号でROOKIESが終わってしまったため、18本しか漫画が掲載されていない
わけですが、このお方は相変わらずですね。
  「Q.4番目好きなカレーは? A.グリーンカレー」
 
あと、今週号の巻末コメントで目を引いたのが和月先生のもの。
  「10週クリア。今年に入って今一番嬉しい気持ちです。頑張ってもっと
   面白くしますので、これからも応援よろしくお願いします。」
謙虚ですね〜。でも、一度辛酸を舐めるとこうなってしまうんですかねぇ。
 

39号

「ROOKIES」(森田まさのり)、打ち切り。233話。
休みがちだった森田先生、とうとう打ち切られてしまいました。でも、目黒川に
勝つところまでは行ったし、その後のまとめ方もよくできてたし、実はこの
まとめかたを考えるために長期休載してたのか?
 「5年半もの長い間応援ありがとうございました。度々休んでしまいましたが、
  次回作こそは皆勤賞目指すぞ! またそのうち。」
だそうです。
 
読切、「LIKE A TAKKYU!!」(高橋一郎)
世界一のトレーナーを夢見て逸材を探している女子マネが、勘違いから卓球少年
の主人公をボクシングに引き込む話。最後は「ピンポンフック」一発で勝つわけ
ですが、そこに至るまでの話がよくできてると思います。「遊☆戯☆王」の代原。
 
あとあの人ですが、ここまでくるとストーリーを感じさせてくれます。
  「Q.3番目好きなカレーは? A.シーフードカレー」
 

37・38合併号

読切、「ネコマジン」(鳥山明)
3年ぶりの本誌掲載だそうです。この人にはまだまだ頑張っていて欲しい
ものです。「ネコマジンの恩返し」って感じのお話ですね。
 
今号は、久しぶりの連載全掲載となりました。といっても、今は連載19本
しかないんですけど。先週号で、「資料として学生服をゲットしてので、次は
セーラー服か?」と書いていた和月先生、セーラー服をゲットした模様。
あと、あの人がまたやってくれています。
  「Q.2番目好きなカレーは? A.野菜カレー」
 

36号

読切、「DEATH NOTE」(大場つぐみ/小畑健)
「ONE PIECE」の代原。絵師、小畑氏の出番です。
そこに名前を書くと、その人をしに至らしめることができるというデスノート。
これを拾ってしまったいじめられっこ少年の苦悩と、死神とのやりとりを
描いた作品です。小畑氏に作画が回る作品は、良質なものが多いですね。
 
「ROOKIES」(森田まさのり)、10週ぶり連載再開
「恥ずかしながら戻ってまいりました。長い間ご迷惑をおかけしました。
 おかげさまで、すっかり良くなりました。」
とのことですので、休載なくがんばって欲しいものです。

読切、「世界しーん」(浅上えっそ)
「HUNTER×HUNTER」の代原。
「疑ネス」記録に挑戦して、変な記録を次々と打ち立てていくギャグ漫画。
トイレットペーパータワーって・・・。

「BLACK CAT」(矢吹健太朗)、連載3周年記念巻頭カラー(146話)
盗作疑惑とかいろいろあるみたい(「黒猫は見ていた」参照)ですが、
なんだかんだで3年経過です。個人的には好き(絵が)なので、がんばって
欲しいものです。
 


35号

「闇神コウ〜暗闇にドッキリ〜」(加地君也)、17週打ち切り
連載開始時(18号)で、「人気が出てきたらラスボスみたいなの設定するかも」
というコメントをつけましたが、逆でした。終わらせるためにラスボスを出して、
チャッチャと倒して終わってしまいました。でもまあ、17週は今年始まった
新連載の中では最長だから、もった方ですかね。(29〜31号で始まった
新連載は続くと思いますが)

読切、「ボウボウHEAD☆カウボーイ」(森田雅博)
「ROOKIES」の代原。
無茶ばかりやって馬から嫌われていた主人公(騎手)が、馬の気持ちがわかる
能力と、困ってる馬がいたら助けなければならない枷を与えられて、目茶苦茶
やりつつも馬とこころ通わせていく、てな感じの作品。
しかしこの漫画、全面的にサンデーの某馬マンガのパクリだそうで。一部で
話題になっておりますな。
 
読切、「白い白馬から落馬」(夏生尚)
「ピューと吹くジャガー」の代原。
どうってことないギャグ漫画ですな。

例の人の巻末コメント
  「Q.好きなカレーは? A.きのこカレー。」
そう来たか・・・。
 


34号

読切、「Continue」(星野桂)
「テニスの王子様」の代原。
常に危険に憧れ、命スレスレの行為に走る主人公の友人。ゲームのように
コンティニューできる世界を夢見ていたが、ある日実際に不死身の体を手に
入れてゾンビと戦うこととなる。で、憧れと現実のギャップに苦しみながら
戦っていく、ってな感じのお話。よくできてます。
 
「ROOKIES」はまだ戻ってきません。
つの丸氏の巻末コメントがちょっと笑えたのでご紹介。
  「29号で重大なミスがありました。指摘してくださった皆様ありがとう。
  訂正します。もう若貴ブームではありません。」
 

33号

特別読切番外編、「ヒカルの碁」(ほったゆみ/小畑健)
予定読みきり。「Mr.FULLSWING」が代わりにお休み。
連載中に描かれていなかった「佐為VS塔矢」の第2戦と、連載終了後の
世界で次世代の子供達ががんばっている姿を描いたエピソードの、2編が
掲載されていました。コミック最終巻23巻では、この話も収録されるそうで。
 
読切、「テラピー戦士マダムーン」(藤田健司)
未来に絶望して人間であることを放棄し、悪魔に魂を売った"ルーザー"をマダム
パワーで改心させようっていうギャグ漫画。「マダム、男かよ!」って感じ。
「H×H」の代原。「ROOKIES」はやっぱりまだ休載。
 

32号

連載4周年特別巻頭カラー読切、「テニスの王子様特別編」(許斐剛)
予定読みきり。「BLACK CAT」が代わりにお休み。
リョーマさまの父君、越前南次郎のお話です。通常の連載分も掲載されている
にもかかわらず、かなりのページ数を書いているのはさすがです。
 

31号

新連載、「神奈川磯南風天組」(かずはじめ)
新連載4連発のラストを飾ったのは、2001年40号に「鴉MAN」が打ち切ら
れて以来の登場となるかずはじめ先生です。「MIND ASSASSIN」が
5巻まで、「明陵帝梧桐勢十郎」が10巻までと、比較的長期の連載になることが
多い作家ですので、今回も期待いたしましょう。
「初めての方こんにちは。何回目かの方お久しぶりです。色んな意味で新ジャンル
 に挑戦していきたいです。応援をよろしく!」
とのことですが、新ジャンルというか「梧桐」が二人組になっただけのような気が
しなくもありません。
 
「★SANTA!★」(蔵人健吾)12週打ち切り
先週話を見たときに、いかにも終わりそうな雰囲気全開だったこの漫画。
やっぱり終わってしまいました。(6月24日の日記参照)
日記でも書きましたが、この手の冒険モノが早期で打ち切られるのは見ていて
忍びないです。出だしは好きだったんだけどなぁ・・・。
「短い間でしたがありがとうございました。力不足を実感しています。もっと
 もっと勉強して努力しますのでまたいつの日か!」
 
読切、「スレンダー」(菅野健太)
「ダイエットでガイコツになった」っていうギャグ漫画。
「Mr.FULLSWING」の代原。「ROOKIES」もまだ休載。
 
「H×H」、また巻末コメントが「Q.好きな食べ物は?  A.(やっぱり)
カレーライス」になってるんですけど。漫画はネームだし。

30号

新連載、「武装錬金」(和月伸宏)
新連載4連発の3番手は、2001年35号に「GUN BLAZE WEST」が打ち切
られて以来の登場となる和月先生です。前作は画風を変えたのが裏目に出た
というか、ジャンプに「ONE PIECE」は2ついらないという決断を下された
というかという感じで中途半端に終わってしまいましたが、今回は画風も
元に戻し、のっけからインパクトのある登場人物を出してきてますね。
「久しぶりの新連載です。自画像も新たに心機一転、魂はもちろん脂肪も
 燃やしてガンバリますので応援よろしくお願いします。」
・・・とありますが、新年号で顔写真が表紙に載った途端に「るろ剣」の
人気が一時期下がったというのを気にしてらっしゃるのでしょうか?
 
「ROOKIES」、「シャーマンキング」が休載にもかかわらず、特に
代原がたたなかったらしく、18本しか漫画のってませんでした。
サミシ〜。

29号

新連載、「ごっちゃんです!!」(つの丸)
新連載4連発の2番手は、2001年34号に「重臣 猪狩虎次郎」が打ち切
られて以来久しぶりの登場となるつの丸先生です。「マキバオー」のヒット
以来、「サバイビー」「猪狩」と連続で早期打ち切りをくらっているので、
これでコケると3アウト・グッバイですかね。
「みなさんお久しぶりです。今世間じゃ空前の相撲ブーム!この若貴フィーバー
 に乗じて、私も頑張ります。どうぞよろしく!」
と、コメントからしてやけくそですが、どこまで持つことやら。
 
「Ultra Red」(鈴木央)打ち切り、34話
「ライジングインパクト」が1回目の打ち切りを食らったときと同じように、
最終話に強大な敵の影をチラつかせた挙句、やりっぱなしで終了してしまい
ました。コメントにも未練が溢れかえってました。
「もっと展開を考えていただけに残念です応援してくれた皆、本当に申し訳
 ありません!そして応援ありがとう!!・・・さよなら」
 
読切、「KING OF CURSE」(坂本裕次郎)
手塚賞準入選。「悪事を働いてはならない」、「子供を泣かせてはならない」
という二つの呪いをかけられた"元"悪党主人公が、子供を泣かせないように
するために結局悪党を倒してしまう、という話。結構面白かった。
「ROOKIES」の代原。
 
「H×H」と「テニスの王子様」も休載だったので、索引がえらく寂しい
感じでした。こんな状態であと2つ、ほんとに打ち切るんでしょうか?

28号

新連載、「キックスメガミックス」(吉川雅之)
新連載4連発のトップバッターは、2001年29号に読切掲載された
テコンドー漫画。なんで今更こんな2年前の読切を連載にしようとしている
のかよぉわからんが、若くして事故死したテコンドーの達人の亡霊が主人公
にとり憑いて、テコンドーにひきずりこむ話。
「僕らの夢は終わらない!! 創立35周年記念超特大新連載第1弾!!」
と題してこんないかにも12週で終わりそうなのを持ってくることもないん
じゃないかなぁ、と思ったわけで。
 
「プリティ フェイス」(叶恭弘)終了、52話
本物の由奈が帰ってきて、乱堂を元の顔に戻せばすぐに最終回を迎えられる
という、非常に終わりやすい話だったにもかかわらず、1年続いたのは素晴ら
しいことではないでしょうか。
「色々と楽しい仕事でした。読んでいただき本当にありがとうございました。
 次の赤マルの番外編でまたお会いしましょう!」
 
読切、「そーじの時間」(桜井のりお)
赤塚賞佳作。セリフが一切なく、登場人物たちの動きと効果音で教室の掃除
風景を描いています。やってることのエグさが浦安鉄筋家族を彷彿とさせて
くれるような気がしますが、けっこうよくできてると思います。
「ROOKIES」の代原なんですが、森田先生は療養のためしばらくお休み
だそうで。お詫びページが用意されてました。
 
「H×H」は今週もネームっぽい原稿が載ってたんですが、次号は「取材」の
ため休載だそうです。

27号

読切、「未確認少年ゲドー」(岡野剛)
またまた予定読みきりなんだけど、「ROOKIES」の代原ってことで。
「ふと気がつけば、本誌に描くのは実に1年半ぶりでした。大変ごぶさた
してました。あらためて、よろしくお願いいたします!!」
とのことですが、前作って「魔術師スクウェア」でしたっけ?
今回は、人の目をさけるように生息している「未確認生物」の専門医みたいな
ことをやってるゲドー君の話(彼自身未確認生物の擬態)。 これ、やっぱ
連載するつもりなのかな?
 
「H×H」ですが、ネームが載ってました。で、コメント欄が、前もみたよう
な気がする、「Q.好きな食べ物は? A.カレーライス」になってました。
こりゃ来週号は、「作者都合により休載」ですかね?
 
で、次号からついに4号連続で新連載ラッシュとなるわけですが、ということ
は、「打ち切りラッシュ」でもあるわけです。現在の連載本数が19本しか
ないことを考えると、2本くらいしか終わらないのかもしれませんが。
で、何が終わるか考えてみましょう。
 
 ・「プリティフェイス」・・・乱道、元の顔に戻っちゃったしねぇ。
 ・「Ultra Red」・・・クライマックスっぽい雰囲気全開。
 ・「★SANTA!★」・・・人気出なかったっぽい。期待はずれ。
 ・「闇神コウ」・・・順当に12週コース。
 
うーん、候補が4本もありますねぇ。ま、どれか終わるでしょ、絶対。
 

26号

読切、「ゴールデンシュート鳥越」(郷田こうや)
これも予定読みきりなんだけど、「遊☆戯☆王」の代原ってことで。
この人41Pも書けたんだなぁ、と思った。今度はサッカーネタ。
珍しくストーリー性が多少ある作品にしあがっていたけど、やっぱギャグ
マンガはギャグマンガっすね。
 

25号

読切、「World 4u」(江尻立真)
都市伝説を題材とした話。「4u」というホームページを主催している
少年が、その中から2つの話を紹介するという方式。けっこう絵柄が
かわいらしくて、話もまあまあ面白いので、連載すると一部で流行るかも。
予定読切だろうけど、「HUNTER×HUNTER」の代原ってことで。
 
「プリティーフェイス」(叶恭弘)連載1周年記念巻頭カラー
人気があるんだかないんだかよく分からないこのマンガですが、結局一年
続きましたね。でも、本物出てきちゃったしなぁ。そろそろ終わるのかな?
 

24号

読切、「GRANDSLAM」(杉本洋平)
連載漫画が19本になってしまったジャンプ。しばらくは読切ラッシュが
続きそうです。
それはさておき本誌初登場の杉本氏の読切ですが、読切野球漫画として
非常によくできた話だと思います。投球練習用のバッターとしてひたすら
空振りを繰り返してきた主人公が、鍛えられた動体視力で最後にホーム
ランを打つ、ってな感じの話です。プロ生活10年で、最終打席に第1号
HRを打ったという親父さんの話のはさみ方もなかなかでした。
 

22・23合併号

「ヒカルの碁」(ほったゆみ/小畑健)終了、189話
「佐為編・北斗杯編を通じて小畑先生の描かれたヒカルがずっと私を
引っぱって来てくれました。たのもしかったヒカルに感謝。<ゆみ>」

「ヒカルの成長を最も身近で感じられたのは自分ではないでか。そのことを
うれしく思います。ありがとうございました。<健>」

さらに、元アシの矢吹先生からのメッセージもありました。
「小畑・ほった両先生、長い間お疲れ様でした。『ヒカル』はアシ時代
から1ファンとして楽しみでした。次回作も期待しています。<健太朗>」

というわけで、長期連載作品がまた終了してしまいました。しかし、他の
打ち切り漫画とは一線を画しているというかなんというか、巻末での
最終話ではなく前から4番目という中途半端な位置だったため、最初に
見たときは本当に終わったのか分かりませんでした。でも巻末のコメント
を見る限り、終わったということでよさそうですね。すっかり「集英社の
便利絵師」の座を不動のものにしてしまっている小畑先生ですが、次回は
何の作画で登場するんでしょうかねぇ。
 
読切、「dZi:s」(樋口大輔)
「@お久しぶりです。すっかり漫画の描き方を忘れていて初心忘るべからずを
痛感。Aほった先生、小畑先生お疲れさまでした。<大輔>」

この人も小畑系でしたっけ? ・・・それはさておき、合併号ということで、
誰かの代原ではなくきっちり予定されていたスペースに掲載されたのは
前作「ホイッスル」が結構な長期連載を達成した樋口先生でした。周囲の
機械類の動きを止めてしまう力を持った少女。その力を悪用されない
ようについた見張り役は機械の体の「ヤタガラス」。で、家庭教師として
近づいたテロリストとの戦いへ、、、ってな感じ。「おい!舞から離れろ!
ロリコン男!!」「ちょっと待て!俺がロリコンならお前はどうなんだ?」
っていうやりとりがなんかすごく印象に残った。(話と関係ないけど)
 


21号

読切、「LIVEALIVE〜はじまりの歌」(天野洋一)
そういえば、こんなタイトルでスーファミのRPGゲームがあったなぁ(関係ない)。
去年の35号にも似たような作品が読切掲載されてましたが、有名バンドの
ボーカルを兄に持つ少年(その兄、植物状態になってる。たしか、前作では
死んでた)が、道端で出会ったギタリストと出会い、自分の中で封印していた
兄の歌を歌うように導かれていく話。
「ROOKIES」の代原。
 
読切、「キャプテン」(鉄チン28cm)
この原稿がジャンプに載る、という連絡があったのが4月1日らしく、作者
本人が一番この漫画がジャンプに掲載されることを信じていなかったようです。
白い絵、寒い内容、、、確かに何で載ったのかよくわかりません。強いて言えば
P.N.?? 「MR.FULLSWING」の代原。
 

20号

読切、「SELF HEAD」(原哲也)
床屋が美容師と戦う話(?)。
天下一漫画賞佳作受賞作品らしいです。
「テニスの王子様」の代原。
 

19号

新連載、「★SANTA!★」(蔵人健吾)
久々に、少年漫画らしい少年漫画が登場しました。個人的には、「ONE
PIECE」が読切で初めて載ったときに受けた印象に近いものを感じました。
うまく話を展開させれば、大型連載になるかも?
「もっと強くなって、そしてボクがきっと・・・きっと世界を征服して
 みせるから!!」という台詞がステキ。
ちなみに、「H×H」がお休みだったので2話分。
 
「ストーンオーシャン」(荒木飛呂彦)、158話で終了
「6部『ストーンオーシャン』愛読どうもありがとう。次作『スティール
ボラン』でお会いしましょう」
と書いてあったので、すでに次回作の構想もあるようですね。なんつーか、
あいかわらず終わりのほうにくるにつれて訳のわからん展開になって、その
割にあっけなく終わるっていう傾向のような気がしません?
 

18号

新連載、「闇神コウ〜暗闇にドッキリ〜」(加地君也)
去年の43号で読切掲載されたものの連載化。
一話目で主人公が死んで闇神にされるとこから始まる。で、骸錬師とかいう
力をもつ守銭奴女にこき使われる話。単発話なので、いつでも終われるかと。
人気が出てきたら、なんかラスボスみたいなの設定するかもね。
「ヒカルの碁」が休載だったので、2話分。
 
読切、「みんなで暮らせばいいじゃない」(ゴーギャン)
「みなさん、お久し振りです!」とか、「J本誌久々登場!」とか書いて
あったんだけど、さっぱり記憶にございません。妖怪(?)が住み着いてる
アパートに契約させようとする不動産系ギャグ漫画(意味わからん)。
「プリティーフェイス」の代原(落としたっぽい)。


17号

「TATTOO HEARTS」(加治佐修)14週、打ち切り
「タトゥーハーツ読んでくれてどうもありがとう。もっと面白い漫画を
いっぱい残せるよう再出発です。またここで会いましょう。」
なんか、重苦しい話だけで終わっちゃった感じですねぇ。超消化不良だったし。
しかし、新年号から2週続けて始まった新連載が、順番どおり2週続けて
終わっちゃいましたねぇ。
 
読切、「しろくろ」(空知英秋)
去年の42号に掲載された「たんでらいおん」に続く、2回目の登場。
今回は呪いがテーマ。あいかわらずシュールで面白い。わら人形に釘打ち込む
道具、バットだし。あとこの人の漫画、リアクションが好き。
「ONE PIECE」の代原。
 
読切、「野球狂師の詩」(郷田こうや)
この人の漫画はよく載ってますね。去年の39号以来の掲載になります。
相変わらずいい味だしてます。てか、このタイトルいいのか??
「ROOKIES」の代原。


16号

「グラナダ−究極科学探検隊−」(いとうみきお)14週、打ち切り
「分かりづらくてごめんなさい。それでも読んでくれてありがとうございました。
またお会いしましょうね。ばいばい。」
たしかにねぇ。面白いんだけど、話が難しいんだよねぇ。とりあえず、この人には
まだチャンスがあるはずなので次回作に期待しましょう。
 
読切、「ドーミエ〜エピソード1〜」(高橋一郎)
手塚賞準入選作品。万能人=ドーミエを題材にマンガを書いてる途中の人の
話。途中まで製作途中のマンガを読ませて、そこからドーミエ本人とのやり
取りがあって、青春ものっぽく終わるっていうハチャメチャな展開が好き。
「H×H」の代原。


15号

読切、「神撫手」(堀部健和)
絵画商などの手によって本物に見えるような細工をされてしまった、主人公の
母親が模写した絵を取り返す話。絵はちょっと雑なところが目立つものの、
結構ねりこまれたストーリーは秀逸。連載をにらんでの読切っぽい。
ちなみに、「ヒカルの碁」の代原。
 
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」1300話突破記念巻頭カラー
先週の巻頭カラーとうってかわって、今週はジャンプ最古参作品が巻頭カラー。
最近、マニアックなネタが増えてきたような気がしなくもないですが、毎週
毎週よくネタがつづくものだと感心せずにはいられません。


14号

「アイシールド21」特別企画つき巻頭カラー(30話突破)
ジャンプ、久々の大ヒット連載の感のある「アイシールド21」。
いまいち知名度の低いアメフトを題材に使いながらも、マニアックな表現には
決して走らずに、読みやすくて面白い話を続けてますね。絵もうまいし。
 
今週も21連載に休みなしです。個人的には、お色気路線が急激に加速してきた
「いちご100%」の顛末がいろんな意味で気にかかります。


13号

「いちご100%」連載1周年記念巻頭カラー(50話)
ジャンプでこの手の恋愛漫画(?)が長続きするのも珍しい限りですが、当方、
この漫画がまじで大好きっていうか、本気で河下水希ワールドにとりこまれて
しまっているので毎週全面的に楽しみにしてたりします。しかし、西野さんを
ここまで引っ張るとは思わなんだなぁ。さつき、最近可哀想すぎるし。。。


12号

読切、「少年守護神」(東直輝)
「チャイルドラゴン」、「ソワカ」と連続で速攻打ち切りを食らった作者殿の読切。
別にそんなに激しくつまらない漫画を書いてるわけでもないんですけどねぇ。
この読切も結構面白いし。がんばって欲しいところです。ちなみに、
「ROOKIES」と「Mr.FULLSWING」の代原です。


11号

「HUNTER×HUNTER」12週連続で打ち止め
年末の合併号に助けられてか、富樫先生の原稿が毎号ジャンプで読めるという
ステキな状態がしばらく続いていたのですが、さすがに厳しくなってきたようです。
グリードアイランド編も佳境になってきたような感があるので、ネームっぽい
原稿でもいいんでガンガン載せてくださいませ。

「ピューっと吹く! ジャガー」連載100回記念巻末カラー
いつも本誌の一番後ろっていうか、読者コーナーより後ろにひっそりと載っている
この漫画も、とうとう100回になりました。てか、間池留は成仏したのか?


10号

「ROOKIES」連載5周年記念巻頭カラー(218話)
野球漫画にありがちな、「一試合あたりの時間が長い」という現象をキッチリ実現
してくれているこの漫画も、ついに5年です。ニコガク球児たちは安仁屋の故障を
克服して甲子園に行くことができるのか?! しばらく目が離せない展開です。

今週は全連載掲載ですが、「H×H」は先週あたりから絵が荒れてきたと思ったら
「次号は作者取材のため休載」だそうです。


9号

全連載まんが連続掲載ストップ!!
5週目にして止まりました。
でも、止めたのが「ピューと吹く!ジャガー」だし、先週号にちゃんと
「次号、作者取材のため休載」っていう予告もあったので、5週続いたも同然かも。


8号

祝!「HUNTER×HUNTER」10回連続掲載!!
4週連続で連載21本が、すべて休みなく掲載。
どこまで続くのか・・・。


6・7合併号

読切、「はじめ〜後編」(乙一/小畑健)
いや〜、ええ話じゃのぉ。

3週続けて全連載が掲載です。めずらしいっすね。


5号

読切、「はじめ〜前編」(乙一/小畑健)
小畑さん、あいかわらず便利絵師として使われてますなぁ。
最初は悪事をごまかすために作り上げた「はじめ」という人物像が徐々に存在感を
増していき、ついには現実に登場してしまう、という感じの話。


3・4合併号

連載21本が、すべて休みなく掲載されました。
で、11号あたりから始まるであろう新連載に向けて、終わっていくであろう連載を予想
してみましょう。
「UltraRed」、「TATOO HEARTS」は確定として、あと1本なんでしょうねぇ。
「プリティフェイス」とか「ボーボボ」あたりですかねぇ。


2号

新連載、「TATOO HEARTS」(加治佐修)
かさなる偶然によりタトゥーハーツの力を宿してしまった主人公が、そのせいでなんか
変な組織に付け狙われる、って感じ? ”粋”がキーワードですな。多分すぐ終わるけど。
「ヒカルの碁」と「シャーマンキング」が休みだったので2〜3話分。


2003年新年1号

新連載、「グラナダ−究極科学探検隊−」(いとうみきお)
去年の29号で読切掲載された「ジュゲムジュゲム」の連載化。
究極科学を駆使して”グラナダの正典”を集めていくという感じのお話。
個人的にはかなり好きだから1年は続いて欲しい。
ちなみに、「ROOKIES」と「ヒカルの碁」がお休みだったので2〜3話分の掲載量。

「A・O・N」(道元宗紀)、10週打ち切り
「ラストチャンスだったのに、どうにもできないことばかり。つまずき転ぶばかりで
最悪でした。このままでは終われません。」
もう彼のマンガをジャンプで見ることもないんですかねぇ。



 
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