週間少年ジャンプ研究所

2001年のジャンプ


52号

新連載、「ソワカ」(東直輝)
鬼封じの話です。主人公はよわっちい少年ですが、実は強力な鬼封じの
能力を持っていたっていう設定。ところでこの作者、速攻で打ち切られた
「チャイルドラゴン」を書いていたあずまけいしんとはどういうご関係で?
このまんがの欄外広告にチャイルドラゴンの単行本紹介があったところを
見るとご本人?

「I’m A Faker!」(やまもとかずや)11話で打ち切り
やっぱりダメでしたね。「一年後」といきなり時間が飛ぶあたりがいかにも
ジャンプの打ち切りまんがっぽくて素敵でした。打ち切りコメントは
「短い間でしたが勉強になりました。ファンレターどうもありがとう!絶対
また戻ってくるぞ!」だそうです。戻れるのかなぁ?


51号

新連載、「もののけにゃんタロー」(小栗かずまた)
21、22合併号で読切掲載された作品が連載になりました。意外と早く
連載になったな、という感があります。読切の時と登場人物をガラっと
変えて来ましたが、きっちり連載として話を作りやすい設定にしてきた
ようです。結局テンテン君みたいな方向性に戻したのね、という見方も
できましたが。あとはジャンプ読者層に受け入れられるかどうかですね。

「魔術師〜マジシャンスクウェア」(岡野剛)16話で打ち切り
原作の人がいてもいなくても結果は(ピン太郎と)同じでしたね。
最終話で4人目を出して来てスクゥエアを無理やり作ったところで終了と
なってしまいました。この人は「ぬ〜べ〜」で終わってしまったのでしょうか。
打ち切りコメント「(なんかオタク系話があって)そんなわけでまたいつか!」


50号

読切、「電気式トランスRISE」(滓刃リスヲ)
自らの心の奥にある想いを幻想として見せることが出きる、電気真想起
(エレクトランス)とかいう能力を使って事件を解決するような話。
中途半端に下手な絵とありがちなストーリーという雰囲気。

読切、「ポテポテポテト☆男爵一家」(山田一樹)
赤丸ジャンプで大好評らしいけど・・・よおわからん。

ちなみに今週も「HUNTER×HUNTER」は載ってなかったさ。
来週号から新連載3連発・・・てことは3本終わりますね。
「I’m A Faker!」と「魔術師」は確実として、あと一本なんだろ?


49号

「BLEACH」(久保帯人)、新章突入巻頭カラー
12週で終わってもいいような話の流れでしたが、やっぱり久保先生には
不思議な人気があるらしく、まだしばらく続きそうです。(ちなみに今週で
13話目)

読切、「抱きしめて!ベースボールラブ」(セジマ金属)
先週、「HUNTER×HUNTER」で絵が一コマも無いカードの説明を
4ページにわたってやってくれた富樫先生ですが、その次の週である
今週号ではきっちり落としていらっしゃいました。で、コレです。
野球ギャグ、スコアブックの配球表でコンブとかがそこそこ面白かった。


48号

「NARUTO」(岸本斉史)、連載2周年記念巻頭カラー
隠された力を持った主人公、友情・努力・勝利と、いかにも少年ジャンプという
要素をふんだんに盛り込んだ忍者まんがですが、ついに2周年(98話)です。
人気もあるしお話も面白いので、まだ数年は大丈夫かと思われます。

「BLACK CAT」(矢吹健太朗)、人気投票発表(センターカラー)
1位トレイン、2位イヴ、3位キョウコ、4位セフィリアはともかく5位ノラネコ
ってどういうこっちゃ。リンスは6位、スヴェンは7位という結果でした。
全面的に女性キャラに人気が集中しているところからも、ファン層は
窺い知れるのではないでしょうか?


47号

読切、「蛙少年カワズくん」(佐藤ヨシタカ)
呪いで蛙男になってしまった主人公が、元に戻る(乙女のキッスで戻る)
ためにがんばるお話。まゆげがセクハラちっくでいやん。

「ピューと吹くジャガー」(うすた京介)、50−1話記念巻末カラー
50話でやるつもりだったらしいんですが、最近一話落としたようでこんな
結果になったらしいです。しかし、もうそんなに続いてるのか・・・。


46号

読切、「少年エスパーねじめ」(尾玉なみえ)
純情パインの人が読切で帰ってきました。能力を使うときの呪文とかポーズが
妙に面白かったです。でも、巻末の作者コメントが一番面白かった。
「もう無職はイヤ。だってなみえは仕事してるときが1番輝いているから」
じゃあ、打ち切られないような作品作りましょうや。

45号

読切、「イケてる戦隊ゴキレンジャー」(原淳)
40号に続いて、再びこの人のマンガが載ってました。相変わらず
微妙な面白さです。

どうでもいいけど、「魔術師2 」やばいね。話が終わりに向かってるよ。
「Mr.FULLSWING」は22話目ですが、センターカラーとってました。
軌道に乗ったとみなしていいのでしょうか?


44号

「ONE PIECE」(尾田栄一郎)、連載4周年巻頭カラー
これがジャンプの看板マンガとなって久しいですが、まだまだハイテン
ションを維持しつづけているところがすごいですね。

「HUNTER×HUNTER」(富樫義博)、7回休んで連載再開
「わけあって長々と休んでしまい、すいません。仕事に集中するため
太るのもよしとします」だってさ。なにやってたんだか。


43号

新連載、「グラン・バガン」(山田和重)
大航海時代後のイギリスを舞台とした本格的なストーリーマンガ。
この手の話が打ち切りを食らうと非常に痛々しいのだが、画力もあるし
話もかなりしっかりしているので続いてくれるかもしれない。今後の
展開に期待します。

読切、「仙人を呼ぼう」(土塚理弘)
先週に引き続き、独特の世界観を見せてくれました。この人のマンガ、
わりと好きかも。「たったぬたんがァァァ、一番の仲良しのたぬたんが
ァァァ」と叫ぶ仙人様がいい感じ。


42号

新連載、「I’m A Faker!」(やまもとかずや)
バスケ少年を演じているネット系ひっきー主人公が現実世界に引っぱり
出されて、本当にバスケをやる羽目になってしまうマンガっぽい。速攻
打ち切り候補生No.1と見ましたよ、絵もへたっぴだし。しかし、これに
「そうそうこれを待っていた!超本格バスケ連載スタート!!」と言い
切るジャンプの表紙ってどうなのよ。

読切、「もうすぐ文化祭」(土塚理弘)
文化祭の出し物を決めるクラス会が舞台のギャグマンガ。シュールで
なかなかいい。「最後に先生のおことば!」「おまえら全員死ね!!」


41号

「無頼男−ブレーメン−」(梅沢春人)、82話で打ち切り
急に展開が速くなり、終わらせにかかった話の進め方をしているなぁ、と
思っていたらやっぱり終わってしまいました。でも、終わらせるための話を
掲載する余裕があったんだからいい方なのかも?STUFFって??

読切、「あっけら貫刃帖」(小林ゆき)
「新感覚!ちょっとPOPでかなりイナセな躍動剣劇読切」ってなんじゃい?
刀魔を狩るのが仕事の「刀狩り」になった主人公が初仕事でえらく強い
刀魔にあたり大苦戦。そして、刀狩り最強の男に助けられるが実はそいつ
も刀魔だったんだよ、って感じの話。わりと面白い。

読切、「コン・ロボ」(やまだたけし)
33号にもこの人のマンガが載っていて「訳がわからん」と書きましたが、
やっぱりこの人のマンガは私には分かりません。


40号

「鴉MAN」(かずはじめ)、16話で打ち切り
「・・・というわけで最終回でした。充電してきますので、又次回作でお会い
しましょう!」とのことです。最後のほうのコマで「5年後・・・」と、突然話が
すっ飛ぶ辺りがジャンプの打ち切り見本のような終わりっぷりでした。

読切、「鬼斬嵐ケンタロウ」(原淳)
どう見ても悪役ちっくなヒーローが悪を退治するお話。けっこう面白かった。
「あまりに凄惨な光景のため掲載できません。かわりに作者の考えた非常
にかわいいキャラクター”モジャチュウ”をお楽しみ下さい」ってコマがナイス。


39号

「ライジングインパクト」(鈴木央)、連載2周年:巻頭カラー
打ち切り→連載再開というかつてない荒業をやってのけたスーパー小学生
ゴルフマンガですが、とうとう2年です。少年マンガ系ゴルフマンガは絶対
こうなってしまうんですが、あえて言わせてください。「こいつらどこまで強く
なってしまうんですか?」

あと澤井啓夫の旧作が載ってたけど、なんでこいつのマンガ人気あるの?


38号

「世紀末リーダー伝たけし!」(島袋光年)、連載4周年:巻頭カラー
長い・・・。しかし、読者の人気投票1位が作者ってどういうことよ。

36、37合併号

新連載、「BLEACH」(久保帯人)
前作「ZOMBIEPOWDER」は、結構長いこと続いたものの中途半端に打ち切ら
れ、なんとも消化不良の感があった久保先生が戻ってきました。もともと霊感が
強かった主人公が、いきなり死神の力を与えられてしまうという話らしいです。
この人の絵はなかなか味があって好き。

読切、「分割笑い」(藤田健司)
33号の読切は結構面白かったんだけど、今回のはちょっと・・・。


35号

新連載、「魔術師〜マジシャンスクウェア」(岡野剛)
去年の48号で読切として掲載された岡野氏のマンガが、やっぱり新連載で
来ました。ムサシとクロードとの出会いが読切の時とは変更されてますね。
ただのマジック解説マンガにならなきゃいいんですが。

「GUN BLAZE WEST」(和月伸宏)、28週打ち切り
後ろの方が定位置になっていたのでやばいのかなと思っていたら、やっぱり
終わってしまいました。ONE PIECEとかぶってたのと、キャラのインパクトが
弱かったのがまずかったのでしょうか? 最後にマーカスを出してくるあたりは
なかなかぐっと来ましたけどね。いろいろな所でネタになっていますが、作者
の巻末コメントです。「チカラ及びませんでした。期待してくれた人、ゴメンナサイ。
ゼロから出直して来ます。」 う〜ん、なんて謙虚なんだ。

「HUNTER×HUNTER」が2週続けて載ってるよ、と思ったらネームでやんの。


34号

「テニスの王子様」(許斐剛)、連載2周年:巻頭カラー
「Cool Cool Cool!」とかいうのが「幕張」のネタに使われていたころから
考えると、この人のマンガが2年も続くようになるとは思いもしませんでした。

読切、「リングの竜」(瑳川恵一)
不良ちっくな兄ちゃんがボクシングに出会う。そしてデビュー戦直前、昔の
仲間とのいざこざを乗り越えて試合に臨み、試合に勝って仲間との関係も
修復・・・って感じの一見ありがちのボクシングマンガ。ただ、読切としての
完成度はとても高いと思った。

「重臣 猪狩虎次郎」(つの丸)、23週打ち切り
まあ、結構頑張った方でしょう。別にひどい話ってわけでもなかったから、
それなりに続いて適当なところで終わったという感がありますね。


33号

読切、「チャタニイズム」(藤田健司)
赤塚賞佳作。見掛け倒しで本当は弱っちい主人公は、便利屋を使って周りには
強いやつだと思わせている。で、偶然実力で危機を切り抜けたのに最後に
真実がばれておしまい、っていう話なんだけどわりと面白かった。

読切、「ロ・マン」(やまだたけし)
訳がわからなかったので解説のしようがない。すまん。
一応、レース系のギャグマンガらしい。

読切、「のんすとっぷゴー!!ゴー!!」(金重高志)
ジャガーの代わりに巻末に載ってた4コマ。ラブ仙人がちょっといいかも、
ってくらいかな。

巻頭カラーは「ヒカルの碁」。とうとう、佐為が消えてしまいました。
なんか読切が多いと思ったら、「HUNTER×HUNTER」が休載だった。


32号

「BLACK CAT」(矢吹健太朗)、連載1周年:巻頭カラー
ついに1年です。新キャラバシバシ出してるけど、さばききれるのか不安。
がんばってくれ〜。

31号

読切、「STARTING POINT」(大場敦)
手塚賞準入選作品だけあって、さすがにクオリティーが高い作品だった。
いかにも少年漫画という感じのストーリーと絵のタッチ。こういう心温まる系
の話は最近少ないので、なんかよかった。

「シャーマンキング」、連載3周年:巻頭カラー
もうそんなになるんだ。一時期後ろの方の常連だったけど、シャーマンファイトに
入ってから人気出てきたみたいですね。やっぱ、ジャンプ漫画は戦ってなきゃ
だめなのか?


30号

読切?、「さとふ2001」(さとふ○○○)
18号に続いてまた載ってました。つーか、ジャガーが作者都合のため休載で、
その代わりなんだけど。

29号

読切、「キックスメガミックス!!」(吉川雅之)
テコンドー漫画。ヒトメボレの女が関わってるというものすごくありがちな理由で
テコンドーを始める事になった主人公がいきなり試合やって、亡霊とのやりとり
とかあって訳わからん。とりあえず、あんまり面白くなかった。

読切、「はだしの教師」(後藤竜児)
教師モノのギャグ漫画。とりあえず、ハート模様のスーツのおっさんがすげー。
なにが優れてるというわけでもなく特筆すべきところはなかった。つまらん。


28号

読切、「STRIPE」(キユ)
ロケットで突きぬけろ!」が10週打ちきりになったことでとても有名なキユ先生
の読切。結構面白かった。あいかわらず変わった作風だけど。なんつーか、世界観
がものすごく重っくるしいのだよ。

27号

読切、「モンキーハニー」(霧木凡ケン)
とりあえず、画力はナシ。お話もイマイチ。ギャグなのかストーリー重視なのか
はっきりしない。HUNTER×HUNTERが例によって急な休みをとったからって、
これで穴を塞ごうとするなよ。

読切、「グッドボール」(郷田こうや)
こちらはジャガーの代わりに最後尾にちょこんと載ってたマンガ。作者のコメント
「載るんスか? こんなヘボイの載せるんスか? バンザーイ!! ジャンプ帝国
バンザーイ!!」・・・でも、個人的にはこのマンガすごい好きなんですけど。


26号

読切、西武新宿漁園前警察 釣☆ポリィ(クボヒデキ)
・・・なんか、以前も見たような気がするのは気のせい??
ギャグマンガだから絵の下手さは置いとくとしても、ギャグが分かりにく過ぎ
ないか?これが連載とかになったらまじでジャンプはおしまいだな。

表紙はNARUTO。巻頭カラーはボボボーボ・ボーボボなんだけど、何時の
間にか14週も続いてるんだね。読者ハガキでの人気が衰えるとは思えない
から、延々とつづいちゃうのかなぁ。
センターカラーはMr.FULL SWINGGUN BLAZE WESTの2本。
GUN BLAZE WESTはマジで終盤に定着しちゃってるけど、大丈夫かなぁ。


25号

巻頭カラーがシャーマンキング。アニメ化するんだ、コレ。「仏ゾーン」が
一瞬で終わった頃には全く想像すらできなかったことですな。
ヒカルの碁での名ゼリフ・・・「オレにも打たせろ」

24号

新連載、「鴉MAN」(かずはじめ)
マインドアサッシン、明稜帝梧桐勢十郎と、着々と腕を上げている感のある
かずはじめ氏の新作です。あいかわらずの白い絵が素敵です。今回は、
鴉スーツを身に纏った少年が悪人どもをやっつけるというお話のようです。

23号

新連載、「Mr.FULL SWING」(鈴木信也)
野球はドシロートだがパワーだけは超一流の主人公が、野球部のマネー
ジャーに惚れて野球を始める、といういかにもな話。どうみても狙ってる
キャラなマネージャーといい、どう見ても長続きしそうにない。ありがちな
パターンとして、いよいよ本格的に試合とかが始まるってころに打ち切りが
決まり、急に展開が速くなる・・・ってのはどうだろう?


21、22合併号

読切、「もののけ!にゃんタロー」(小栗かずまた)
猫またのにゃんタローが、”変化”と呼ばれる物の怪を倒して回るっていう
お話。テンテン君の色はだいぶ抜けたか?

読切、「WITCH CRAZE」(遠藤達哉)
以前載った時に、すげーのが出てきたと思ったものですが、今回もすご
かったです。魔女狩りをテーマにした作品で、独特の世界観を出してます。
表情の描写とかセリフでの漢字の使い方が好き。お話のテンポもいいし、
是非この人の漫画を連載で読んでみたいです。

「りりむキッス」(河下水希)、24週打切り
綺麗な絵柄でがんばってきましたが、ついに終了。お疲れ様です。


20号

「ノルマンディーひみつ倶楽部」(いとうみきお)、最終回(46話)
終わりそうで終わらなかったこの漫画もついに見納め。よくがんばった。
でもちょっと残念。いい絵書くんですけどねぇ、この人。

ホイッスル!(樋口大輔)、連載150回
これも終わりそうで終わらなかった漫画なのでは?しかし気づけばもう
3年くらい続いてる訳ですねぇ。絵はうまいよね、とりあえず。


19号

読切、「SOUL」(みち)
天下一漫画賞佳作。絵はイマイチなのだが、さすがに佳作とっただけに
いい話だった。強すぎない主人公をうまく使えているんでしょうかねぇ。

読切、「W.P.P世界混乱計画」(原淳)
悪の秘密結社を題材にしたギャグマンガ。オチが結構よかったと思うのは
俺だけか?


18号

読切、「さとふ2001」(さとふ○○○)
とってもシュールなショートギャグ。ジャンプ向き・・・ではないような
気がするけどどうなの?

表紙&巻頭カラーが「テニスの王子様」、センターカラーが「シャーマン
キング」でした。なんか、「ノルマンディーひみつ倶楽部」がそろそろ終わり
そうなムードを醸し出してます。


17号

表紙は「遊戯王」、巻頭カラーは「ヒカルの碁」、センターカラーは
「猪狩虎次郎」ってな感じで読切等も特に無し。平和な号です。
「GUN BLAZE WEST」が13週目にしてもう最終位置まで来て
しまったけど、人気ないのかなぁ・・・。

16号

読切、「犬士ヒムカ」(海図洋介)
連載を前提とした読切か??半人半犬の主人公が魔物を倒していき、
すべての魔物を倒すことにより人間に戻れるとか、そういう話。
設定とかもわりとよく出来てると思うので、いいのでは?

表紙&巻頭カラーが「ONE PIECE」、センターカラーが「りりむキッス」
でした。あと、くらげが今週も載ってたけどまあどうでもいいやね。


15号

読切、「くらげ中二」(高田雅利)
前にしばらく載ってたけど、相変わらず面白くありませんなぁ。
やる気が感じられないし。

この号は、表紙が「ヒカルの碁」で巻頭カラーが「たけし」、センター
カラーが「ホイッスル」と、特に目立ったものがありませんでした。
「HUNTER×HUNTER」は、作者の都合により休載だそうな。


14号

「BLACK CAT」(矢吹健太朗)、大人気巻頭カラー(?)
前回「邪馬台国幻想記」で見事な12週(?)打切りっぷりを見せてくれた
矢吹健太朗ですが、今回は人気あるみたい(?表紙にはそう書いて
あった)です。この人の絵柄は大好きなので、後ろの方をさまよっていた
頃は「頼むからもうしばらく続いてくれよ」と思っていたものでした。
ただ、この人はストーリーに伏線を張りすぎるのでいつも「これ本当に
処理しきれるのかな(それまで続くのかなぁ)」と思っていたものですが、
今回はもしかするとだいじょうぶかもしれないですねぇ。

読切、「格闘職人アウディ」(長谷川光弐)
コレ大好き(笑)。前も一回載った様な気がするんですが、「職人氣質」を
使った「職人戦闘術」っスよ。技とか面白すぎっスよ。無表情な絵がまた
いい感じ。”べらぼう”とか”フトイ野郎”とかに脚注がついてたのも
また失笑を誘ってナイスでした。

読切、「奇跡英雄伝ミラクリン」(田辺洋一郎)〜2回目
9号でも載ってましたが、また載りました。「テンテン君2」です。
これはマジで近々連載化されるくさいですねぇ。


13号

ROOKIES(森田まさのり)、連載3周年
この人の漫画って本当に背景がものすごくきっちり書き込まれていて、
見るたびにすげーなー”STUDIO Hit Man”と思わせてくれますよね。
この漫画もいつも通り後ろの方に載ってたので、いつ終わるのかと
ひやひやしながら見ていたものですが、なんとなく続いていますね。
個人的には好きな漫画なので、まだまだがんばってほしいところです。

読切、「日の丸ひろしのお教えしましょう!!」(日の丸ひろし)
いつもは「ピュッと吹くジャガー」が載っている所にひっそりと載って
いました。このレビューを書くときにジャンプを読み返して初めて
気がついたし。簡単な絵のシュールなギャグマンガという感じでした。
こういうの、結構好きなんだけどねぇ。


12号

「ボボボーボ・ボーボボ」(澤井啓夫)、連載開始
読切で載って以来、様々な漫画や読者はがきのコーナーで散々ネタに
なっていたアノ漫画が、とうとう連載になってしまいました。面白いのは
タイトルだけ・・・って気がしません?

えー、この週は「ノルマンディーひみつ倶楽部」(いとうみきお)
センターカラーとってましたけど、この漫画って連載当初は誰もが12週
打ち切りクラスだと信じていたと思うんですよ。いや、私はそのころから
好きだったんですけどね。しかし、今回で38回ですよ。ここまで続くとは
思いませんでしたわ。


11号

「重臣 猪狩虎次郎」(つの丸)、連載開始
やっぱり12週なのかなぁ。「サバイビー」はわりと好きだったんだけど
なぁ。でも、ようやく動物ものから離れたんですね。

・・・しかし、来週からアレが始まるらしいですぜ。どういうこっちゃ。


10号

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治)、連載1200回
・・・すごいとしかいいようがありませんな、アトリエびーだま。
毎回結構面白いってところがまたすごいよなぁ。

読切、「それが金次郎!」(カイトマン)
赤丸ジャンプかなんかで活躍してた(?)人らしいけど、個人的には
そんなに面白いとは感じなかったです。アンゴルモア高校って・・。

「バカバカしいの!」(ガモウひろし)、12週打ち切り
ハイ、やっぱり終わりました。2週続けて打ち切りがあると、これぞ
ジャンプのあるべき姿だとかそういう思いがかけめぐりますな。
しかし、これで3週連続新連載は「りりむキッス」しか残ってませんな。
まあ、これは続くでしょうけど。どうでもいいけど、コレの代わりに
始まるのがつの丸氏のマンガってのが気になるところ。


9号

「無頼男」(梅澤春人)、連載1周年
この人のマンガってけっこう好きなんですけど、一般的には人気ある
んですかねぇ。いつも後ろの方に載ってるし。

「純情パイン」(尾玉なみえ)、13週打ち切り!!
久々に出ました!ジャンプ名物連載打ち切り!!
続きそうで怖かったのが真っ先に終わって一安心ですわ。
まあ、この前のレースマンガ(ロケットでなんちゃらとかいうやつ)は
確か10週だったから、それよりいいのかな?


8号

「ストーンオーシャン」(荒木飛呂彦)、連載1周年
へー、これってまだ1年しかたってなかったんですねぇ。まあ、Part6
だしねぇ。よく続いてるよねぇ。

この号は久々に読切もなく、実に平和でよかった。しかも、「バカバカ
しいの!」がそろそろ終わりそうなムードを醸し出してるし。


7号

「ヒカルの碁」(ほったゆみ/小畑健)、連載100回
始まってすぐのころは、「ああ、12週かな」と思っていたんですが、
回を重ねるごとに面白くなっていき、気がつけば100回ですか。
人気もあるみたいだし、これからもがんばってほしいですね。

読切、「奇跡英雄伝ミラクリン」(田辺洋一郎)
終わりに「こうして奇跡の物語は続いていくのだった」って書いてある
けどさぁ、連載する気、コレ?まあつまらなくはなかったけどさぁ、なんか
テンテン君を彷彿とさせていやーんな感じなんだよね。


5,6合併号

読切、「異説 封神演義」(藤崎竜)
以前連載されていた封神演義の、太公望を「望(のぞみ)ちゃん」に
換えてギャグっぽくまとめてあった。のぞみちゃんがいい味出してた。
太公望と四不象のかわりっぷりと、他のキャラの変わらなさっぷりの
ギャップが素敵だった。

「世紀末リーダー伝 たけし!」(島袋光年)、結局そのまま継続
「世紀末」ってのが世紀が変わるからどうなんだろ、って感じであんな
まぎらわしいことしたんだね(前号)。しかし、「完」とでかでかと書いて
おきながら次号何事もなかったように続けてるのはどうかと思う。


3,4合併号

読切、「Dr.チャンバリー」(桂正和)
相変わらず素晴らしい絵を書きますな、個人的好みはともかく。
バンパイアのお医者さんという設定のお話で、出来はかなり
よかったのではないかと思います。

「世紀末リーダー伝 たけし!」(島袋光年)、連載終了?
163回。しかし、よくここまでひきずったものですな。
ギャグマンガは、続いていくうちに格闘要素が入っていってしまう
というジャンプの伝統を守ったマンガでしたね。 


2号

「GUN BLAZE WEST」(和月伸宏)、連載開始
「るろうに剣心」の和月先生の新連載。
なんだか絵柄が丸っこくなりましたね。まあ、それはそれで
いいんですけど。結構面白そうで、期待大です。 

2001年新年1号

読切、「超新撰組」(緒方伸吏)
赤塚賞で佳作を受賞した作品らしいのだが、・・・(以下略)。
まあ、確かに悪くはないかな。

「遊☆戯☆王」(高橋知希)、連載4周年
もうそんなに続いてるんだなぁ。関連グッズの売上とかも
結構な額なんだろうなぁ・・・。 


52号

読切、「バンドネオン☆ヘッド」(草薙勉)
ハイ、またサッカーマンガです。手の怪我でバスケができなくなった
主人公がサッカーを始めて(以下略)・・・。最後のコマがいかにも
連載にしてください、というムードをただよわせていていやな感じ。

「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博)、連載再開
前回、ネームのような原稿を本誌に載っけてくれて、しばらく休載
しますという告知を出していらっしゃいましたが、そんなことやるなら
その回も休んで一週早く連載再開したほうがよかったんじゃない
のか?まあ、とにかく巨匠のわがままが感じられて素敵でした。 


51号

読切、「月華美刃」(遠藤達哉)
ストーリーキングかなにかで入選した人らしいです。
かぐや姫もいじればこんな話にできるんだなぁ、と感心いたしました。
連載になる要素は十分だと思います。期待が持てる作品でしょう。 

50号

読切、「剣客ひょっこり厄三郎」(田中加奈子)
この人のマンガって、「読切で掲載」→「いつの間にか新連載で
始まってる」→「中途半端で終わる」の連続だから、これもどうなる
ことやら。まあ、とりあえず面白かったですよ。 

49号

「バカバカしいの」(ガモウひろし)、連載開始
これが以前読切で掲載された時、「まさか新連載じゃないよな」
と思ったものだが、こんなもん新連載に持ってくるなよな・・・。

読切、「REALIZER」(東佳伸)
サッカーマンガ。連載にはしにくそうだな。 


48号

「りりむキッス」(河下水希)、連載開始
以前読切で掲載。画力はあるよね。
すぐに終わるということはないだろうけど長続きもしないだろうな。

読切、「魔術師〜マジシャンスクウェア」(岡野剛)
ご存知、ぬーべーを連載していた方の読み切り作品。
来年、間違いなく新連載として始まるだろうな。 


2000年47号

「純情パイン」(尾玉なみえ)、連載開始
以前読切で掲載。まあ、20話はいくんじゃない?
でも、ジャンプってこの手のギャグマンガ続くんだよね・・・。

「封神演義」(藤崎竜)、204回で終了
お疲れ様でした。
「最終回」ではなく、「第204話」という表示だったのが印象的。
(打ち切り系は何話で終わったか知らしめたくないらしい)

読切、「ボボボーボ・ボーボボ」(澤井啓夫)2回目
今時の若者(要するに、ジャンプの主要読者層)にはわからんような
ネタが多かったような・・・。

読切、「ヘロヘロヒーロー!不健康マスク」(金重高志)
ちょっと前に載ってたくらげ中学生(?)よりはましだったかな。